福山かおり・橋本歌織ジョイントリサイタル

NO IMAGE

2009年8月14日に福山かおりさんと橋本歌織さんのリサイタルがありました。

偶然なのか運命なのか、お二人とも同じ大学の出身で勤務先も同じ(東京音楽学院)、そしてお名前も「カオリ」さん!

昨年の9月から準備が始まり、約1年をかけてリサイタルとなりましたが、それだけの準備をかけたリサイタルにふさわしい内容でした。前半の最初は福山さんのソロでシューマンのソナタ第2番ト短調作品22からスタートし、橋本さんのソロでリストの『巡礼の年』から「泉のほとりで」と「ダンテを読んで」を演奏して下さいました。後半はピアノを1台追加し、2台ピアノによるプーランクの「エレジー」と「カプリッチョ」、ラフマニノフの組曲第2番作品17を演奏して下さいました。アンコールも2曲ご用意されて、サン=サーンスの『動物の謝肉祭』から「白鳥」と、プーランクの「シテール島への船出」を演奏して下さいました。

すみだトリフォニー小ホールでの2台ピアノの響きはとても豊かだったらしく、アンケートにもそこに感銘を受けられた方が多く見受けられました。今回は『ぶらあぼ』や『ヴィヴァーチェ』でも宣伝しておりましたのでお客様の入りもよく、こちらの写真のように終演後は多くの方が出演者待ちをしていらっしゃいました。

090814_2032~001

お二人のファン?後援者?から大きな花束も届き、とても華やかな雰囲気となりました。いらっしゃったお客様は帰られるときに満足そうな幸せなお顔をされていましたので、次のリサイタルの機会が楽しみですlovely

090814_2033~001