モスクワ音楽院エレーナ・リヒテル教授来日
- 2010.02.17
- レポート
毎年この頃、モスクワ音楽院のエレーナ・リヒテル教授を招聘し、コンクールとマスタークラスを開催しています。今年も参加者が多く盛り上がりました
今年は3回目のコンクールですが、いずれも大学一般部門の第1位が現れ、プロフェッショナルな素晴らしい演奏を魅せてくれました
2月7日に日暮里サニーホールコンサートサロンにて表彰式と同時に教授の愛娘エカチェリーナ・リヒテルピアノリサイタルが行われました。当日満席とまではいかなかったものの、多くのお客様が聴きに来て下さり、大盛況でした。まずはじめにバッハのオルガンのためのパッサカリアBWV582、荘厳で揺るぎのない音楽が本当に素晴らしいものでした。
続いてリストのソナタロ短調、力強さと、繊細な美しさとのバランスが見事でした。後半はショパンの作品。あまりの美しさに皆さん引き込まれ、会場全体がエカチェリーナさんの音楽に包まれて、やわらかく温かい羽毛にくるまれているようでした。終演後は、一緒に写真をとりたいというお客さんの希望にも温かく応え、笑顔で写っておられました。ぜひまた来年も聴きたいですね
来年もコンクールを行う予定ですが、詳しい日程が決まり次第下記のページにUPしますので、要チェックです!
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