『ラインの黄金』公演レポート ~第1場~
オペラ劇場あらかわバイロイト『ラインの黄金』公演が無事に終了いたしました。
キャスト・オーケストラの皆様、スタッフの皆様、そして当日ご来場いただきました多くのお客様に心より御礼を申し上げます。
今回は演出にGAINAX社長の山賀博之氏をお迎えし、ダンスカンパニーのコンドルズさんとのコラボレーションが実現しました。
普段オペラに馴染みのないお客様も多くいらっしゃいましたが、演出や字幕がとても分かり易く「良かった」とのお声をたくさん頂戴しました。
本当にありがとうございました。
ではここで、『ラインの黄金』ゲネプロ風景をストーリーに乗せてお届けしたいと思います♪
【序曲~第1場】
舞台はライン川の川底。オーケストラの緩やかな序奏から始まります。
《金管群、ちゃっかりピースしています(笑)》
川底の【ラインの黄金】を守るラインの乙女たち
(ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロスヒルデ)と、
ニーベルング族の地底人アルベリッヒが出会います。
アルベリッヒは彼女たちに言い寄りますが、ちっとも相手にされません。
そんな中、彼女たちから【ラインの黄金】の秘密を聞きます。
「愛を諦めたものだけが世界を支配できる指環を作れる」
という秘密を聞き出したアルベリッヒは、愛を捨て黄金を奪い逃走してしまいます。
慌てふためくラインの乙女たち。
第2場へと続くオーケストラの間奏部分では、コンドルズが第1場での出来事を踊りで再現します。
第2場へつづく…
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