第24回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会(弦楽器部門・高校生の部)

第24回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会(弦楽器部門・高校生の部)

2013年3月29日(金)小岩アーバンプラザのホールにて、第24回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会(弦楽器部門・高校生の部)が開催されました。
同コンクール最後の審査となります。

既に結果についてはこちらに掲載しておりますし、間もなく出来上がる次回要項にも掲載されますのでお楽しみに。

第1位の方。

第2位の方

同じく第2位の方

第3位は3名いらっしゃいました。

第4位はいらっしゃいませんでした。

第5位の方。実質チェロでは最高位となります。

結果発表の様子。

最近はヴァイオリンのケースも華やかな色が多くなってきましたね♪

さて、ここの会場にはピアノが1種類しかないのですが、ちょっと面白いのです。
ピアニストは自分の楽器を持ち運べないので、どの会場でも目の前の与えられた楽器を弾きこなさなければならないし、それもピアニストの技量のひとつ、というお話をよく耳にしますが、伴奏された方は一瞬ドキっとしたのではないでしょうか。

おわかりでしょうか。白鍵であるはずの幾つかが黒くなっていますよね。
そう、この会場のピアノはベーゼンドルファーのインペリアルなのです。
通常のピアノの鍵盤は88鍵なのですが、このピアノは低い方に9鍵(白鍵5つ分と黒鍵4つ分)拡張された97鍵のピアノなのです。
地方自治体が運営するホールに、このようなピアノが納入されている例は他では見たことがありませんでした。スタインウェイやヤマハやカワイなど他のピアノも納入されていて選べるのでしたら話もわかるのですが、1種類しかないピアノがコレというのは選定された担当者さんがスゴイと言わざるをえません(あらゆる意味で)。
次回のコンクールで、中古でも1,000万円近くするこのピアノを弾きに来ませんか?