2015年6月7日(日)齊藤州重&浅井文 デュオ リサイタル【インタビュー】
2015年6月7日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
齊藤州重さんと浅井文さんがデュオ リサイタルを開催されます。
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
お二人の演奏を心待ちになさっているファンの方々のために
このブログを書かせていただきました。
【齊藤州重さん(バリトン)】
オーストリア・グラーツ出身。東京藝術大学声楽科卒業。鹿児島大学大学院修了。第29回高等学校声楽コンクール声楽部門金賞及び最優秀賞受賞。オーストリア・ゴルデックにて声楽マスタークラス受講及びゴルデック城音楽祭に出演。東京国際芸術家協会主催海外音楽大学マスタークラス派遣オーディションに合格しウィーン国立音大で研鑽を積む。東京国際芸術協会会員。
【浅井文さん(ピアノ)】
東京音楽大学器楽専攻ピアノ演奏家コース卒業、同大学大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域修了。モーツァルテウム大学ザルツブルク国際サマーアカデミーに短期留学奨学生として参加。第12回日本演奏家コンクールピアノ部門第2位及びファツィオリ賞。サントリーホールデビューコンサートに出演。第8回横浜国際音楽コンクール一般声楽部門にて優秀伴奏者賞受賞。
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
学生時代、ピアノソロの技術を学ぶべく集中して取り組んで参りましたが、実は歌の伴奏好き、という私にとって、今回のピアノソロと伴奏という二本立てのプログラムでお送りするデュオリサイタルは大変楽しみな舞台です。ピアノソロはモーツァルトに始まりロマン派の世界へ、そしてバリトン独唱はイタリア古典歌曲集からドイツリート、そして古典派を中心としたレパートリーをお楽しみ頂けると思います。(浅井 文)
今回のリサイタルでは昨年の海外派遣オーディションで合格を頂き、ウィーンで研鑽を積んだ集大成を発揮したいと考えています。私自身、幼いころはオーストリアで生活していたので、ドイツ語の響きはいつも歌っていてどこか懐かしく感じていましたが、実際にウィーンに行き、やはり故郷だったのだと改めて思いました。ウィーン国立音楽大学では貴重なレッスンを受けることができ、一週間音楽に没頭できた事は大変嬉しかったです。感謝をこめて演奏したいと思います。(齊藤州重)
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
今回のプログラムの最大の聴きどころは、一つの演奏会で二人の違った音楽スタイルがお楽しみ頂けるというところだと思います。(浅井 文)
今回は自身が最も馴染みがあり、ポピュラーなバロックから古典までの歌曲やオペラアリアを取り上げました。それぞれの時代の様式感を崩さずに曲の背景を歌で描くのは難しくもあり、とても楽しいことだと思っています。(齊藤州重)
・あなたにとって音楽とは何ですか。
自分をより自分らしくしてくれるもの・・・です!!(浅井 文)
私にとって音楽とは昔からコミュニケーションの手段でした。また感情を表出する鍵でもありました。小さい頃は短調の曲を聴くとよく泣いていました。成長するにつれてオーケストラで打楽器を叩いたりバンドでドラムやギターを弾いたりしましたが、今ではやはり歌うことが一番身近です。
生きている限り音楽をし続け、機会を得て歌い続けていきたいと思います。(齊藤州重)
公演日:2015年6月7日(日)
場所:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:15:30開演(15:00開場)
プログラム:
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より “訴訟に勝っただと!?”
ベートーヴェン:アデライーデ
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ラフマニノフ:楽興の時 作品16 より 第3, 4曲 他
チケットはまだお求めいただくことが可能です。コチラからご注文下さい。
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