2015年9月6日(日)弦楽合奏団Souvenir della Musica 第10回演奏会【ギャラリー】
2015年9月6日(日)に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて
「ウィーンの秋薫」と題して、弦楽合奏団Souvenir della Musicaの第10回演奏会が開催されました。
記念すべき第10回目に相応しいゲストとして、40年以上ウィーンフィルハーモニー管弦楽団に在籍し、その間、30年以上に渡ってコンサートマスターを務められたウェルナー・ヒンク氏をお迎えしました。ベームやカラヤンの演奏を支えた名コンマスとして録音や映像でお馴染みの方も多いと思います。
ウェルナー・ヒンク氏にはJ.Sバッハ作曲のヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042のソロを、そして、弦楽合奏団Souvenir della Musicaのゲスト・ソロ・コンサートマスターの高木和弘氏との協演でJ.Sバッハ作曲の2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043を演奏して頂きました。
ヒンクさんの演奏は、力みの無い自然体の中に瑞々しい音楽を内包されていて、お客様からも大変好評をいただきました。高木さんと臨まれたドッペル・コンチェルトはソリストお二人の対比が面白かったというご意見やドラマチックであったというご意見をお客様からいただけました。ヒンクさんの演奏はもちろん、レスピーギ、エルガーの曲もとても良い演奏で、エルガーの第2楽章では感動して涙が出てきたと書いて下さるアンケートも頂戴でき、多くの反響をいただけたことに感謝いたします。
なお、チケットブースでの対応により開演時間が遅れてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいましたお客様方にお詫び申し上げます。
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第三組曲
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042 (solo:ウェルナー・ヒンク)
トークコーナー(お客様からの質問にヒンクさんが答えて下さるコーナー)
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
(solo:ウェルナー・ヒンク & 高木 和弘)
<アンコール>
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番より第2楽章
(撮影を依頼した写真家さんから写真がまだ届いておりませんため、録画したものからキャプチャーしたり、ステマネが舞台袖から撮影したものを掲載しておりますので、画質の悪さはご容赦下さい)
次回は2016年5月14日(土)にすみだトリフォニーホール・小ホールにて第11回演奏会を開催いたします。
ご予定がよろしければ、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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