2015年10月8日(木)ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリン リサイタルwith正木文惠【ギャラリー】

2015年10月8日(木)ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリン リサイタルwith正木文惠【ギャラリー】

2015年10月8日(木)に すみだトリフォニーホール 小ホール にて
ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリン リサイタルwith正木文惠 が開催されました。
 
ヴァイオリン:ヤン・ビョーランゲル(Jan Bjøranger)
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ノルウェー人ヴァイオリニスト。ノルウェー王立音楽大学を卒業。現在スタヴァンゲル大学弦楽部教授、スタヴァンゲル市のEnsemble Bjergsted 1(EnB1)の創設者兼音楽監督を務めている。一方、ノルウェー国内のアカデミー以外にも、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学、ライプツィヒのフェリックス メンデルスゾーン バルトルディ音楽演劇大学他で、マスタークラスを受け持っている。彼は、音楽プロデューサーとしても実績を残し、6年間スウェーデンのUmeå国際室内楽音楽フェスティバル、ノルウェーのKGAフェスティバルの創設に従事した。
ヤン・ビョーランゲル氏は、北欧諸国のアンサンブルやオーケストラの指導者としても活躍し、今までに、Gothenburg Symphony Orchestra、Nanish Radio Symphony Orchestra、Gothenburg Opera、Norrkoping Symphony Orchestra、Norrland Symphony、Camerata Nordica、Sundsvall Chamber Orchestra、Trondheim Solosts、Norwegian Chamber Orchestra、Danish National Chamber orchestra、Camerata Salzburg、Scottish Chamber orchestra他ヨーロッパのオーケストラやアンサンブルで指導を行っている。
室内楽のソリストとして、ヤン・ビョーランゲル氏は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ドイツ、スイス、アメリカで演奏活動を行い、Peter Jablonski、Per Tengstrand、Enrico Pace、Lars Anders Tomter他とも共演している。ノルウェーの室内楽オーケストラと一緒に、ヨーロッパ及びアジア、アメリカにも演奏旅行をしている。
ヤン・ビョーランゲル氏はスウェーデン、ノルウェー、そしてドイツにてラジオ、テレビ出演する他メディアでも注目されている。彼のCDは、室内楽奏者及びソリストとして、主要音楽レーベル、Phillips、Sony、CcnC、Chandos、EMI、Simax、Lynor、Intim Musikから数多くリリースされている。
 
 
ピアノ:正木文惠
正木文惠
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、 鳴門教育大学大学院修了、同大学助手(ピアノ)を務める。本多万里子、村澤由利子各教授に師事。マスタークラスにて、ウィーン国立音楽大学教授ヴァイスハール・ドヴォラック、アレキサンダー・イエンナー、パウル・バドゥラ=スコダ各氏に師事。ドイツにて、スコダ氏主催の選抜演奏会に出演。ノルウェー政府奨学生として国立オスロ大学音楽学部に留学、アルヴィド.O.ヴォルスネス、アナリーネ・リースネス各教授、及びノルウェー王立音楽大学教授アイナル、ステーン・ノックレベルグ氏に師事。現地にて、ピアノ・リサイタルをオスロ大学、オスロ在日本大使公邸、ムンク美術館、ドラメン市劇場ハルモニエンホール、トロルハウゲン夏の音楽祭(ベルゲン)にて開催、好評を博す。一方、エリザベス・タンドベルグ、ヴォディル・アーネセンといったノルウェーの著名な音楽家とも共演する。「北欧の自然と音楽」ピアノ・レクチャー・リサイタル、ノルウェー国交樹立100周年記念ピアノ・リサイタル、2004年には、CD「GRIEG PIANO WORKS」をリリース。室内楽ピアニストとしても活躍している。現在、目白大学非常勤講師、日本グリーグ協会理事。各種の音楽・ピアノコンクール審査員。
 
 
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ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
ハルヴォルセン:べスレモイの歌(ノルウェー民謡)
成田 為三:浜辺の歌(日本の名曲)
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
 
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以下は当日配布しましたプログラムより、正木文惠さんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋
 
本日はご多忙の折、ヤン・ビョーランゲル ヴァイオリンリサイタル with正木文惠にご来場頂きまして厚く御礼申し上げます。また本公演開催に際しまして、ご協賛・ご後援頂きました皆様方へ深く感謝の意を表したいと思います。
この度、ノルウェー国内外に於いて、演奏家としてまた指導者としてご活躍されているヴァイオリニストのヤン・ビョーランゲル氏をお迎えし、共演させて頂くこととなりました。この演奏会の為に遥々ノルウェーから来日くださいましたビョーランゲル氏に感謝申し上げます。プログラムは、2人で相談して決めましたが、ロマン派作品のヴァイオリンソナタの名曲から、ドビュッシー、フランク、そしてグリーグ、ノルウェーと日本の伝統的な名曲をそれぞれ演奏し、両国の音楽交流に寄与させて頂くことも私共の願いであります。
音楽に国境はない、と言われますが、これからも演奏を通して皆様と心を通わせ、素晴らしい音楽をお届けできるように、私自身、日々努力したいと思っております。
最後になりましたが、短い時間ではございますが、どうぞごゆっくりと演奏をお楽しみください。

Finding time of the busy schedule today, and I am extremely grateful for your visit Jan Bjøranger Violin Recital with Fumie Masaki. Also the occasion of this performance held, I would like to express my deep gratitude to your sponsorship.
I invite Mr.Jan Bjøranger,who has acted as a player and a leader in the own country and abroad, and will play together.I appreciate on his cooperation.We decided this program of which are from the masterpieces of the violin sonatas of Romantic works, Debussy, Franck and Grieg, also traditional masterpieces of Norway and Japan that are also our wishes to be allowed to contribute to the music exchanges between the two countries.
There is no border in music, is said to be, I wish everyone can be communicated through performance,and also to make an effort every day to improve myself.
Although the concert has short time, please enjoy with listening music.
 
 
続いて、ヤン・ビョーランゲルさんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋
 
今年10月、私は東京を訪問し、これは私の人生において2度目の来日となります。
私は、熱心な皆様方のために素晴らしい音楽を演奏させて頂くことをとても楽しみにしております。私はこの機会を与えてくれた正木文惠さんに感謝します。私は、偉大な作曲家ドビュッシー、フランクと共にエドヴァルド·グリーグの劇的なハ短調ソナタを演奏することを楽しみにしています。私は、皆様方にこの作品構成の魅惑的な部分を感じて頂きたいと思います。グリーグとドビュッシー、そしてドビュッシーとフランクの間には強い関連性があります。これらの作品における素晴らしい美観と、そのドラマ、才能そして活力は、世界中のミュージシャンに鼓舞されています。私は、このツアー中にお会する尊敬すべき日本の皆様方のために、演奏する機会を持てることを本当に嬉しく思っております。私は、日本において演奏会及び私的時間を大変楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い致します。

This October I will be visiting Tokyo for the second time in my life. I look very much forward to playing great music for a very enthusiastic audience. I am grateful to Fumie Masaki who has made this possible. I look forward to playing the dramatic c-minor sonata by Edvard Grieg alongside the great composers Debussy and Franck. I hope you will find the combination of pieces attractive. There is a very strong link between Grieg and Debussy and also between Debussy and Franck. The drama, flair and energy as well as the stunning beauty in these masterpieces is inspiring to musicians all over the world and I am very happy to have an opportunity to perform this music for the honorable Japanese audiences that we will get to meet during this tour. I am looking very much forward to the concerts and my time in Japan.
With most kind regards
 
 
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