2016年3月5日(土)山田友里恵・小坪直央Duo concert【インタビュー】
2016年3月5日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
山田友里恵・小坪直央Duo concert が開催されます。
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
三人の演奏を心待ちになさっているファンの方々のために
このブログを書かせていただきました。
山田友里恵:ヴァイオリン
東京芸術大学附属音楽学部附属音楽高等学校卒業、同大学2年在学中。ヴァイオリンを奥田雅代、篠崎史紀、大谷康子、澤和樹の各氏に師事。第14回日本演奏家コンクール高校Aの部第1位及び神奈川教育委員会教育長賞受賞、第65回全日本学生音楽コンクール東京大会高校生の部奨励賞など多数のコンクールに入賞。
小坪直央:コントラバス
13歳よりよりコントラバスを始める。第61回東京国際芸術協会新人オーディションに合格、新人演奏会に出演。第9回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門大学生の部第1位。現在、コントラバスを永島義男、池松宏、吉田秀、西山真二の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学2年在学中。
坂本リサ:ピアノ
福岡県出身。3歳よりピアノを始める。第66回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。第32回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会デュオ2台の部優秀賞(第1位)。第7回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第1位。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部2年在学中。
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
高校生の頃から仲の良い二人と演奏をするということで今からとても楽しみです。三人で意見を出し合いながら音楽を作っていきたいと思います。(山田友里恵)
高校生のころから仲の良い同級生2人と今回このような演奏会をさせていただけるということで、とても楽しみです。ヴァイオリンとコントラバスのデュオコンサートはなかなか聴ける機会がないと思いますので、是非皆様に楽しんで頂けるように頑張ります。(小坪直央)
高校生の頃から仲の良い2人との念願の演奏会なので、 とてもとても楽しみです。ふたりを精一杯サポートしつつ、 一緒に素敵な音楽を作っていけたら良いなと思います。(坂本リサ)
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
愛の挨拶
『愛の挨拶』はエドワード・エルガーがキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲であり、妻アリスへの愛情が溢れた旋律が印象的です。独奏ピアノやピアノとヴァイオリン、小編成の管弦楽等さまざまな編成で演奏される曲ですが、今回この演奏会のためにヴァイオリンとコントラバスとピアノのために編曲しました。なかなかない編成の愛の挨拶をお楽しみいただければと思います。
シューマン アダージョとアレグロ
『アダージョとアレグロ』はシューマン作曲、元々は独奏ホルンとピアノという編成の曲です。現在、弦楽器や管楽器とさまざまな楽器で演奏されます。今回は独奏コントラバスとピアノで演奏します。元々As-durの曲ですが、コントラバスはA-durで演奏します。シャープ調の明るい音色もお楽しみいただけると思います。コントラバスの響くような低音とやわらかい音色の旋律が聴きどころです。
ショーソン 詩曲
神秘的で荘重な前奏の後に、独奏ヴァイオリンが叙情的で女性的な歌から始まります。途中、危機を感じさせられる場面があるが、最後には美しく浄化していくようなメロディーが歌われる部分が聴きどころです。全体は変ホ短調であり、弦楽器には通常不向きであるフラット調で全体をくすんだ響きにすることにより、後半弦楽器の得意なシャープ調のホ短調に移調された主題が効果的に響くきます。音色の変化が印象的です。
ボッテジーニ グランデュオコンチェルタンテ
作曲者のボッテジーニは『コントラバスのパガニーニ』という異名を持ち、その名のとおりこの曲はヴァイオリンもコントラバスも演奏するのにかなりのテクニックを必要とします。それぞれの特徴を活かしたメロディーはもちろん、テクニックを駆使した動きも必見です。聴覚、視覚両方でお楽しみ頂ける曲だと思います。
・あなたにとって音楽とは何ですか。
私にとって音楽とは、時間の中で組み立てられる芸術であり、作曲者の思いと演奏者の思いをのせてお客様と同じ空間を共有することができるきっかけであると考えています。お客様に何かを伝えられ、心を動かすことができたら本望です。(山田友里恵)
音楽とは自分を最大限に表現できるものだと考えています。コントラバスという楽器で私自身を表現できるように日々精進しております。私の音楽をお客様に楽しんで頂けたら嬉しいです。(小坪直央)
音楽とは私の全てです。小さい頃からピアノのある生活で、なくてはならないものです。ただ当たり前のように感じるのではなく、一日一日を大切にして私自身の音楽の向上を目指しております。(坂本リサ)
場所: 東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間: 19:30開演(19:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:
山田友里恵:ヴァイオリン
小坪直央:コントラバス
坂本リサ:ピアノ
プログラム:
エルガー:愛の挨拶
シューマン:アダージョとアレグロ
ショーソン:詩曲
ボッテジーニ:グラン・デュオ・コンチェルタンテ
チケットはまだお求めいただくことが可能です。コチラからご注文下さい。
-
前の記事
2015年12月19日(土)20日(日)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2015 PART3&4【ゲネプロ&本番】 2015.12.24
-
次の記事
2016年3月12日(土)金子志保 ソプラノリサイタル【インタビュー】 2016.01.12