2017年3月12日(日)兒玉千沙子ピアノ・リサイタル【インタビュー】
2017年3月12日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
兒玉千沙子ピアノ・リサイタル が開催されます。
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
兒玉千沙子さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
兒玉千沙子:ピアノ
東京音楽大学を経て、現在同大学大学院修士課程2年在学中。平成23年度給費入学奨学生、平成27年度短期留学奨学生。第64回全日本学生音楽コンクール東京大会入選。第10回北本ピアノコンクールG部門第2位。これまでに諏訪明子、鳥居知行、故海老原直美、武田真理、石井克典の各氏に、室内楽を土田英介氏に師事。
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
今回、初めてのソロリサイタルを開かせて頂く運びとなり、緊張しつつも精一杯準備を進めて参りました。リサイタル当日の1週間後に大学院修了を控えており、このリサイタルが学生として最後の舞台となります。長いようで短かった音楽学生生活をこのような形で締め括ることができ、本当に嬉しく思います。
プログラムには思い出深く大好きな作品たちを詰め込みました。皆様に曲の魅力をたくさん伝えられるよう頑張ります。
ご家族、ご友人の皆様とお誘いあわせの上、是非聴きにいらして下さい。よろしくお願い致します。
・演奏される曲の聴きどころなどを教えてください。
ハイドンとラヴェルの作品を演奏させて頂きますが、注目ポイントはこの2人の作曲家の違いです。ハイドンの作品は宮廷音楽(18世紀、貴族が開く音楽会で披露するために書かれた音楽)で副題なども付いていませんが、ラヴェルの作品は完全に独立した芸術作品で、自然の風景などが描写されており、まるで絵画のような音楽です。
ハイドンのピアノ・ソナタではきらびやかな18世紀の貴族社会の様子を、ラヴェルの水の戯れ、鏡(Ⅰ.蛾 Ⅱ.悲しい鳥たち Ⅲ.洋上の小舟 Ⅳ.道化師の朝の歌 Ⅴ.鐘の谷)では、それぞれのタイトルになっている情景を皆様にお伝え出来ればと思います。
・あなたにとって音楽とは何ですか?
自分でも思い出せないくらい昔から、音楽がすぐ側にある生活をしてきました。私にとって音楽とは、生活の一部であり、自己表現のツールであり、生き甲斐です。
20年以上かけて、素晴らしい先生方のもと培って来た音楽力、演奏力を、これからの人生でも絶対に手放すことなく生活していけたらと思います。
時間: 17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
プログラム:
J.ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI-31
M.ラヴェル:水の戯れ
M.ラヴェル:鏡
Ⅰ.蛾
Ⅱ.悲しい鳥たち
Ⅲ.洋上の小舟
Ⅳ.道化師の朝の歌
Ⅴ.鐘の谷
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