2017年7月17日(月祝)前田理恵ソプラノリサイタル【インタビュー】

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2017年7月17日(月祝)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで
前田理恵ソプラノリサイタル が開催されます。
 
リサイタルに向けての抱負をインタビューいたしましたので、
前田理恵さんの演奏を心待ちになさっているファンの方々のためにこのブログを書かせていただきました。
 

前田理恵:ソプラノ
鳥取県出身。大分県立芸術文化短期大学音楽科声楽専攻卒業。卒業時に成績優秀者による卒業演奏会に出演。鳥取県高等学校総合文化祭独唱の部において優秀賞を受賞。第66回TIAAクラシック音楽コンサートにおいて奨励賞を受賞。これまでに平野弘子、行天正恭、佐々木典子、福田美樹子の各氏に師事。国際芸術協会会員。
 
 
 
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
 
とにかく始めから終わりまで、『感謝して歌う事』です。リサイタルをする機会をいただけたことは、もちろん自分が努力して得た機会なのももちろんですが、それを遥かに上回るくらい、色んな人の協力で、自分は今日まで歌えて来たと思うので。自分の気持ちをまるっと聴いてくださるお客さんに渡すくらいの気持ちで歌いたいです。
 
 
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
 
個人的にはそれぞれに聴きどころがあるので難しいのですが(笑)強いて言えば日本歌曲でしょうか。私は團伊玖磨のオペラ『夕鶴』の子役をやったのがきっかけで歌をやろうと決めたので、團伊玖磨は私にとってはちょっと特別な作曲家さんなんです。2曲とも短い曲ですが、團伊玖磨の素敵なところがぎゅっと詰まってると思います。
最後にお送りする小林秀雄の『すてきな春に』は、きっと生きていたらみんな経験する、でも凄く大切な気持ちを歌う曲なので、私にしてはえらく可愛い曲を選んだな〜とは思いますが(笑)、大切に歌いたいです。
 
 
・あなたにとって音楽とは何ですか。
 
私を創っている核のような、植物でいう根っこみたいなものですかね。歌を始めて、それまで考える事がなかった事を考えるようなったり、色んなことに目を向けるようになったり、音楽を続ける過程で色んな人と出逢い、色んな経験をして…。それは間違いなく今の私を創っているものだと思います。音楽がなかったらちゃらんぽらんな人間だったでしょうね(笑)
 
 

時間: 19:30開演(19:00開場)
 
料金: 全席自由 2,500円
 
プログラム:
スカルラッティ:すみれ
カルダーラ:親愛なる森よ
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56 より シオンの娘よ、大いに喜べ
ロッシーニ:「音楽の夜会」より 約束、非難
團伊玖磨:「わがうた」より 紫陽花、ひぐらし
小林秀雄:演奏会用アリア「すてきな春に」
 
 
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