【インタビュー】2018年9月8日(土)望月稜香トロンボーンリサイタル

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2018年9月8日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで望月稜香トロンボーンリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて望月稜香さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

この度は、初めてのリサイタルを開催できますことを大変嬉しく思っております。常日頃支えてくださっている全ての方々へ、感謝の気持ちを伝えられたらと思います。残された時間、精一杯練習に励み、当日は皆さまと一緒に素敵な音楽の時間が共有できることを楽しみにしております。

・演奏される曲の聴き所などを教えてください。

トロンボーンを演奏される方はもちろん、トロンボーンやクラシック音楽に馴染みの無い方でもお楽しみいただけるプログラムを構成させていただきました。
「トロンボーンとピアノのための演奏会用小品」という委嘱作品は、私の高校時代の同期が作曲してくださった作品です。トロンボーンの魅力がたっぷり詰め込まれている素晴らしい作品ですので、お楽しみいただけると思います。
ピアノ伴奏の市原珠美先生は、高校時代から大変お世話になっている先生です。今回はピアノソロも一曲演奏していただきますので、こちらもぜひお楽しみください。

・あなたにとって音楽とは何ですか。

水や食料が無くなれば、いつか人間は生きることの限界を迎えてしまいます。では、音楽が無くなったらどうでしょう。恐らく、音楽無しでも生きていくことはできるのだと思います。しかしながら、その生活に彩りはあるでしょうか。
私にとっての音楽は、人生を豊かにしてくれるものです。感受性や人脈、豊かと言ってもポジティブな側面だけではありません。広い意味で私自身を豊かな人間にしてくれます。音楽に出逢い、音楽を学び、音楽を通して出逢った多くの方々のお陰で、私の人生は本当に色鮮やかで豊かなものになっていると感じます。もちろん、透き通って先が見えるようなきれいな色ばかりではありません。何色にも染められないような真っ黒になった時期もありました。これしかないと思ったトロンボーンを、見られなくなるくらいどん底に落ちた、決して短くない期間もありました。ですが、今私はこうして楽器を演奏できています。音楽を好きでいられます。それは、沢山の方々に助けていただいたからです。家族や先生方、一緒に音楽を学んだ仲間、音楽を通して出逢えた本当に多くの方々に、私は幾度となく助けられ、支えられてきました。頭が上がりません。
今後も様々な経験の中で、私の心は様々な色に染まっていくはずです。その度に増える“感情の引き出し”を自分の音楽表現に繋げ、人間味のある音楽をつくりたいと思っています。そして、常に感謝の気持ちを忘れず、お世話になった全ての方々に必ず音楽で恩返しをします。


演奏会詳細

2018年9月8日(土)望月稜香トロンボーンリサイタル
時間: 17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:

望月稜香
Ryoka Mochizuki,  トロンボーン

高松第一高等学校音楽科卒業。第1・2回山口トロンボーンコンペティション奨励賞受賞、第19回KOBE国際音楽コンクール本選出場、第31回香川ジュニア音楽コンクール金賞受賞、第70回TIAAクラシック音楽コンサート本選出場、同コンサート本選にて審査員賞受賞。これまでにトロンボーンを、眞砂美輪、村山修一、吉川武典、倉田寛、府川雪野の各氏に師事。現在、明星大学教育学部音楽コースに在学中。

市原珠美
Tamami Ichihara,  ピアノ

大阪教育大学教育学部教養学科芸術専攻卒業。関西フィルハーモニック管弦楽団、大阪シンフォニカー管弦楽団、高松交響楽団、瀬戸フィルハーモニー管弦楽団等と協奏曲や室内楽曲を共演する他、ソロ、デュオでの演奏会、学校や病院等での演奏、また各種コンクールやリサイタルのアンサンブルピアニストとしても活動している。現在、高松第一高等学校音楽科非常勤講師。日本ピアノ教育連盟会員。

 

プログラム:

シュレック:トロンボーンとピアノのためのソナタ“天使ガブリエルの嘆き”
ショパン:練習曲 作品10-10[ ピアノソロ ]
川西志門:トロンボーンとピアノのための演奏会用小品[ 委嘱作品 世界初演 ]
エワイゼン:トロンボーンとピアノのためのソナタ

 

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