【インタビュー】2019年3月17日(日)中山遥歌チェロリサイタル~チェロがくれたたくさんの出逢いに感謝をこめて~
2019年3月17日(日)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで中山遥歌チェロリサイタル~チェロがくれたたくさんの出逢いに感謝をこめて~を開催いたします。リサイタルに向けて中山遥歌さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
・今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
とにかく感謝をこめて弾きたいです!まだ未熟な私がこうしてリサイタルをさせていただけること、そうしてたくさんの支えてきてくださった方々が集まってくださること、こんなにしあわせなことはありません。ピアノをお願いした山谷さんとの出会いも運命だと感じています。彼女の人柄、真摯な姿勢、秘めた情熱、私達の演奏からお伝えできると思います。これからに向けての勇気とパワーをみなさまからいただき、いまの私の精一杯の練習の成果を音に乗せて皆様の心におとどけできるように毎日練習に励んでいます!
・演奏される曲の聴き所などを教えてください。
シューマンは北本先生がリサイタルで演奏されたときから一目惚れ!していました。心に直接語りかけてくるひとつひとつの音、連なるフレーズに癒やされます。
ショスタコーヴィチは難曲です。交響曲もショスタコーヴィチはグイグイ引き込まれていき興奮します。今回のソナタでは、二楽章と四楽章のピアノどの掛け合いをお楽しみいただけたら幸いです‥技巧的にもすばらしいピアノにお客様の拍手を持っていかれないようにチェロも魅力的に演奏したいです!
・あなたにとって音楽とは何ですか。
こたえるにはむずかしすぎる問いですね。
スズキメソードで2歳からチェロを始めたわたしにとって、音楽がなかったら、チェロがなかったら、ということはそもそも有り得ないのです。幼稚園のころは十分の一のチェロや八分の一のチェロが常にリビングのピアノいすのしたにおいてありました。朝起きるとご飯の前にまずチェロであそんで、幼稚園から帰って来てもチェロで遊ぶ、母がそれにビアノで伴奏をつけてくれる、、小学生でもずっとそうでした。何度弾いても弾けなくて母にもかなり叱られたりもして涙の後がチェロについたこともたくさんあります。それでもやめたいとは思わなかった。それはチェロがわたしの云いたいことを喋ってくれるから。わたしはしゃべるのは得意ではないんです。だからチェロは友達であり、分身なのかも。。全てに通じるものかなて思う。ことばで言い切れないことをニュアンスでつたえることができる。それがチェロであり、私にとっての音楽、かな。
演奏会詳細
2019年3月17日(日)中山遥歌チェロリサイタル~チェロがくれたたくさんの出逢いに感謝をこめて~
時間:13:30開演(13:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演:
中山 遥歌 Haruka Nakayama, チェロ
3才前よりスズキメソードの佐藤明氏のもとでチェロを始める。2007年中日友好青少年音楽交流会in北京(外務省後援)参加。2010年第10回泉の森ジュニアチェロコンクール小学生の部金賞受賞、翌年の春スズキメソードの全課程、全研究科を卒業。2016年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に入学。その後、第4回JASTAフレッシュコンクールチェロ部門優秀賞受賞。第71回全日本学生音楽コンクール東京大会チェロ部門高校の部第3位入賞。第24回ブルクハルト国際音楽コンクール弦楽器部門第1位受賞。これまでにチェロを倉田澄子、常光聡の各氏に、室内楽を名倉淑子、磯村和英、山崎伸子、北本秀樹、山口裕之の各氏に師事。現在、北本秀樹氏に師事。
山谷 碧月 Atsuki Yamaya, ピアノ
2001年生まれ。3歳よりピアノを始める。2012年桐朋学園子供のための音楽教室(仙川教室)に入室。2016年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に入学。第8回ジュラ・キシュ国際ピアノコンクール高校生部門第2位。これまでにピアノを坪井圭子、松谷園子の各氏に、室内楽を松谷園子、岩下佐和子の各氏に師事。現在三輪郁氏に師事。
プログラム:
フレスコバルディ:トッカータ (カサド編)
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ショスタコーヴィチ:チェロソナタ Op.40
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