【インタビュー】2019年9月28日(土)日和佐守バリトン・リサイタル~シューマン《リーダークライス》作品39
2019年9月28日(土)に日暮里サニーホールコンサートサロンで日和佐守バリトン・リサイタル~シューマン《リーダークライス》作品39を開催いたします。リサイタルに向けて日和佐守さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
この度はリサイタル開催という機会を頂きまして、とても嬉しく思っております。
リサイタルをすることは私にとって大きな挑戦になりますが、良い演奏になる様に、また少し成長出来る様に、ベストを尽くしたいと思います。
演奏される曲の聴き所などを教えてください。
今回演奏させて頂きますシューマンの歌曲集「リーダークライス」作品39はドイツのアイヒェンドルフの詩にシューマンが付曲をした作品です。この歌曲集は全部で12曲あり、それぞれの曲がある情景や心情等を表しています。この歌曲集の中でも第1曲の《異郷にて》、第5曲の《月の夜》、第7曲の《古城にて》はしっとりと深く感じさせられる曲で特に気に入っています。
またこの度ピアノ伴奏を引き受けてくださった藤永貴大さんは若き、素晴らしい才能を持ったピアニストです。このリサイタルで彼と共演出来ることを、私自身とても楽しみにしています。
あなたにとって音楽とは何ですか。
音楽はこれまで私が曲がりなりにも続けてきて、いつも心を満たしてくれるものです。音楽は私にとって生活の一部になっています。また音楽を通して多くの人との出会いにも恵まれました。
これまで私を支えてくれた両親や多くの皆さまに感謝をして、またこれから良い音楽を届けることが出来る様に精進してゆきたいと思います。
演奏会情報
2019年9月28日(土)日和佐守バリトン・リサイタル~シューマン《リーダークライス》作品39
会場:日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:13:30開演(13:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者
日和佐守
Mamoru Hiwasa バリトン
東京都出身。6歳の頃からピアノを習う。2010年東京音楽大学大学院を修了。これまでに声楽を鹿野道男、杉野正隆の各氏に師事。2017年2月、ウィーン国立音楽大学にてフランツ・ルカソフスキー氏のマスタークラス修了。
これからも良い音楽を皆さまに届けることが出来る様に、
努力していきたいと思います。
藤永貴大
Takahiro Fujinaga ピアノ
6歳よりピアノを始める。第10回横浜国際音楽コンクールピアノ部門大学の部第二位(最高位)他入賞多数。ウィーン国立音楽大学マスタークラス、イモラ・サマーフェスティバルにてディプロマ取得。現在一橋大学法科大学院2年在籍。
これまでに伊藤美千子、吉田恵、竹内啓子、フランク・ウィボウ、ローナン・マギルの各氏に師事。
曲目
シューマン:歌曲集「リーダークライス」作品39より
- 異郷にて
- 間奏曲
- 森の対話
- 静けさ
- 月の夜
- 美しき異郷
- 古城にて
- 異郷にて
- 悲しみ
- たそがれ
- 森の中で
- 春の夜
團 伊玖磨:花のまち
弘田 龍太郎:小諸なる古城のほとり
信時 潔:丹沢
ワーク:大きな古時計
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