【ギャラリー】2019年12月10日(火)ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン&正木文惠 華麗なる歌声そして響き

【ギャラリー】2019年12月10日(火)ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン&正木文惠 華麗なる歌声そして響き

2019年12月10日(火)にすみだトリフォニーホール・小ホールでボーディル・ヴィクトリア・アーネセン&正木文惠 華麗なる歌声そして響きが開催されました。

ギャラリー

メッセージ

以下は当日配布しましたプログラムより、 正木文惠さんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋

本日は、御多忙の折、ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン(ソプラノ)、正木文惠(ピアノ)によるコンサート~華麗なる歌声そして響き~に御来場頂きまして有難うございます。
私達は過去に日本とノルウェーで数回共演しておりますが、この度再度共演できる機会を頂き大変嬉しく思っております。
本日、第1部はイタリア歌曲・オペラアリアそして日本歌曲、ピアノソロと皆様にお馴染み深い作品をお届けしたいと思います。第2部はノルウェー・グリーグの音楽、歌曲とピアノによるグリーグ音楽の魅力を感じて頂きたく思います。
短い時間ではございますが、どうぞ最後までごゆっくりお愉しみ頂けると幸いに存じます。
当公演にあたり、ご協力頂きました皆様方に深く感謝申し上げます。

演奏会情報

ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン
Bodil Victoria Arnesen,
Soprano

ノルウェーのハースタット出身。バイエルン国立オペラ歌劇場及びノルウェーのスタヴァンゲル大学で声楽を学ぶ。在学中、多くのマスタークラスに参加する。彼女は、数々の有名なオーケストラ、指揮者と共演し国際的なソプラノ歌手の地位を確立してきた。ソリストとして金沢室内管弦楽団、指揮者マリス・ヤンソンス率いるオスロフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、スタヴァンゲルシンフォニーオーケストラと米国、日本、ドイツでツアーを行った。彼女のレパートリーは、オペラ、オラトリオ、リートと幅広く、その歌唱力は外国のプレスから高い評価を得ている。ノルウェー国内、ウィグモアホール(ロンドン)、リンカーンセンター(ニューヨーク)、サントリーホール(東京)、カタルーニャ音楽堂(スペイン)、バイエルン国立歌劇場(ドイツ)、その他世界の主要ホールで歌唱している。ミュンヘン(ドイツ)のオペラスタジオで研鑽を積み、オペラでは、「ドン・パスクァーレ」のノリーナ、「フィガロの結婚」のスザンナ、「ドン・ジョバンニ」のツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」のデスピーナを演じた。国立劇場では、フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」、「蝶々夫人」、「フィガロの結婚」の主役を演じた。ブラジルのバイーア州オペラフェスティバルでは、モーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐(逃走)」のブロンデ、ベルゲンオペラでは、「魔笛」のパミーナを演じた。近年では、オペラ「ルサルカ」のルサルカ、「ラ・ボエーム」のミミやムゼッタ、「フィガロの結婚」の伯爵夫人、「魔弾の射手」のアガーテ、「ローエングリン」のエルザを演じた。ボーディル・ヴィクトリア・アーネセンは、今までに多くの受賞歴があり、名誉あるコンクールとして、アストリッド王妃国際音楽コンクール第1位、ミリアム・ヘリン国際声楽コンクール第3位(ヘルシンキ)、ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位(ドイツ)、シューマン国際コンクール第3位併せてキルステン・フラグスタート賞、ベルゲン(ノルウェー/トロルハウゲン)のエドヴァルド・グリーグ博物館からグリーグ賞、を受賞している。彼女は、ノルウェー人ピアニストのエールリング・ラグナル・エリクセンと数多く共演し、アルネス、グリーグ、シンディングの歌曲CDをリリースしている。近年では、シュトラウスやベートーヴェンのCDを収録している。ノルウェー国内において、リレハンメルオリンピック(ノルウェー)招致公式アーティスト、及びノルウェー王室主催スペイン国王夫妻歓迎式典で歌唱する他、ノルウェーを代表するソプラノ歌手として活躍している。

正木 文惠
Fumie Masaki,
Piano

武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、本多万里子氏に師事する。オーストリア・ドイツにてウィーン国立音楽大学教授ヴァイスハール・ドヴォラック、アレキサンダー・イエンナー、パウル・バドゥラ=スコダ各氏に師事、ドイツにてスコダ氏主催の選抜演奏会に出演する。鳴門教育大学大学院及び研究生修了、村澤由利子氏に師事する。同大学助手(ピアノ)を務め、在任中グリーグの論文を発表しグリーグピアノリサイタルを東京、徳島で開催する。ノルウェー政府奨学生として国立オスロ大学音楽学部に留学、アルヴィド・O.ヴォルスネス、アナリーネ・リースネス各氏、ノルウェー国立音楽大学教授アイナル・ステーン=ノックレベルグ氏に師事する。現地にて、ピアノ・リサイタルをオスロ大学、オスロ在日本大使公邸、ムンク美術館、ドラメン市劇場ハルモニエンホール、トロルハウゲン夏の音楽祭(ベルゲン)にて開催、好評を博す。一方、エリザベス・タンドベルグ(ソプラノ歌手)、ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン(ソプラノ歌手)、ヤン・ビョーランゲル(ヴァイオリニスト)他ノルウェーの著名な音楽家とも共演する。ヤン・ビョーランゲル氏とのリサイタルでは音楽雑誌(音楽の友)の演奏評で好評を得る。現在では、日本とノルウェーを拠点に演奏活動を行い、多数の演奏会に出演する。CD「GRIEG PIANO WORKS」、「GRIEG VALEN JOHANSEN Nordic Piano Pieces -北欧ピアノ曲集-」、「Grieg Ballade~Solveig’s Song」をリリースし、タワーレコード渋谷店で発売記念イベントを行う。NHK Eテレ(ららら♪クラシック)、四国放送、FM眉山にピアニスト及び解説者として出演、音楽雑誌(ぶらあぼ、レッスンの友、ムジカノーヴァ、Vivace)に活動記事が掲載される。2017年、芸術・文化に貢献した人に贈られる東久邇宮文化褒賞を受賞する。現在、目白大学非常勤講師、日本グリーグ協会理事。

曲目

トスティ:セレナータ/理想の人/君なんかもう
P.Tosti: La Serenata / Ideale / Non t’amo piu

ロッシーニ:約束/ゴンドラの舟遊び
G.Rossini: La Promessa / La Gita in gondola

ドニゼッティ:舟人/ジプシーの女
G.Donizetti: IL Barcaiolo / La Zingara

シューベルト=リスト: セレナーデ [ ピアノソロ ]
Schubert=Liszt: Ständchen (Serenade)

山田耕作:赤とんぼ
K.Yamada: Akatonbo

岡野貞一:故郷
T.Okano: Furusato

プッチーニ: オペラ「蝶々夫人」より “ある晴れた日に” /
 オペラ「ラ・ボエーム」より “私の名はミミ”
G.Puccini: Un Bel di vedremo From Madama Butterfly /
 Si mi chiamano Mimi From La Boheme

ドヴォルザーク:オペラ「ルサルカ」より “月に寄せる歌”
A.Dvorak: Song to the moon From Rusalka

グリーグ:
E.Grieg:

 「抒情小品集」より トロルハウゲンの婚礼の日 [ ピアノソロ ]
 Bryllupsdag på Troldhaugen From Lyric Pieces

 「山の娘」より ブルーベリーの丘の斜面/愛/子山羊の踊り
 Blåbærli (Blueberry Hill) / Elsk / Killing dans

 白鳥
 En svane

 ソルヴェイグの子守歌
 Solveigs Vuggevise

 「抒情小品集」より 愛 / サロン [ ピアノソロ ]
 Elsk / Salon From Lyric Pieces

 おはよう
 God Morgen

 桜草を手に
 Med en Primula veris

 薔薇の季節に
 I Rosentiden

 はじめての出会い
 Det første møde sødme

 夢
 Ein Traum / En Drøm

 春
 Våren