【インタビュー】2020年2月15日(土)谷村香衣 ヴァイオリン リサイタル
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2020年2月15日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで谷村香衣 ヴァイオリン リサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて谷村香衣さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
日暮里サニーホールコンサートサロンでリサイタルをさせていただくのはこれで2回目になります。
このような機会を下さった東京国際芸術協会の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
日暮里サニーホールの響きがとても大好きなので、今回初めてご一緒させていただくピアニストの横田知佳先生と、どのような音楽が出来るのか今からとても楽しみです。
前回より成長した姿をお見せできるよう頑張りますので、ぜひお越し下さい!
演奏される曲の聴き所などを教えてください。
今回最初にプログラムに入れようと思ったのが、プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ1番でした。前回に日暮里サニーホールでリサイタルをさせていただいた時にプロコフィエフのヴァイオリンソナタ2番をプログラムに入れていたので今回は1番を選びました。この曲を軸にプロコフィエフと同じソヴィエトを代表する作曲家シュニトケ:祝賀ロンド、プロコフィエフ:行進曲、それからプロコフィエフが若い頃亡命していたアメリカの作曲家ワックスマン:カルメン幻想曲というようにプログラムを組ませていただきました。最初から最後までそれぞれの曲が関連性を持つプログラムなので、そこもお楽しみいただけますと嬉しいです。
あなたにとって音楽とは何ですか。
私にとって音楽はコミュニケーションのうちの1つです。練習の時は楽器と対話、それから楽譜から作曲家からのメッセージを読み取っています。コンサートの時はお客様とのつながりを大切にしています。
日暮里サニーホールコンサートサロンはステージと客席の距離が近いので、皆様に沢山の色や空気感、それから生演奏ならではの熱気を感じ取っていただけるよう演奏に磨きをかけたいと思います!
演奏会情報
出演者
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谷村香衣 Kae Tanimura,
ヴァイオリン
第7回ニューヨーク国際アーティストコンクール第2位。Heifetz Institute、小澤室内楽アカデミー奥志賀、プロジェクトQ などで研鑽を積む。これまでに、徳永二男氏に師事。現在、東京音楽大学にて原田幸一郎、神尾真由子の両氏に師事。使用楽器はRyuji Ueno Foundationより貸与のガダニーニ。
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横田知佳 Chika Yokota,
ピアノ
桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部、同大学研究科を修了。2008年第6回大阪国際室内楽コンクール・ピアノトリオ部門にて第3位受賞、日本人初の入賞。国内外のセミナー、コンクールで公式伴奏者を務め、国内外の著名な演奏家との共演も多い。リサイタルでの共演など、現在は主にアンサンブルピアニストとして演奏活動の傍ら、後進の指導にもあたる。
曲目
シュニトケ:祝賀ロンド
プロコフィエフ/ハイフェッツ編:行進曲 歌劇『3つのオレンジへの恋』より
プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ短調 作品80
ワックスマン:カルメン幻想曲
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