【インタビュー】2020年5月17日(日)山道裕子クラリネットリサイタル
2020年5月17日(日)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで山道裕子クラリネットリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて山道裕子さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
3月に大学院を卒業し、学生生活が終わり、私自身の節目にリサイタルを開催させていただく運びとなりました。クラリネットを始めてから13年目になり、先生方や先輩、後輩、そして同期に出会い沢山のことを学びました。その成果が発揮できるよう精一杯演奏させていただきます。
演奏される曲の聴き所などを教えてください。
1曲目のG.フィンジの5つのバガテルは私がとても好きで、様々な場所で演奏させていただいている作品です。異なる5つの楽章の雰囲気が楽しめる作品です。2曲目のC.ドビュッシーの第一狂詩曲は、クラリネットならではの色彩感が存分に溢れる作品です。私はC.モネの絵画の色彩感をイメージしながら演奏をしております。3曲目のL.v.ベートーヴェンの街の歌は、私がとても演奏したかった作品の1つです。特に大学院ではクラリネットと弦楽器、ピアノのための室内楽作品を演奏する機会が多く、様々な方々と共演させていただきました。その成果が発揮できるよう演奏いたします。
あなたにとって音楽とは何ですか。
私にとって音楽とは、1番身近な存在で支えられているものです。卒業するにあたり、これからどのように演奏家、講師としてクラリネットを伝えていこうと考えました。中学校でクラリネットに出会い、楽しいことも嬉しいことも、悲しいことも悔しいことも様々なことを経験しました。時にはクラリネットを辞めたいと思ったこともありました。ですが、やはりクラリネットの音楽を聴くと私も演奏したいと思います。辛いことがあっても大好きなクラリネットの作品を聴くと明日からも頑張ろうと思うことができます。なので、私にとって音楽は1番身近な存在で支えられているのだと思います。
演奏会情報
2020年5月17日(日)山道裕子クラリネットリサイタル
会場:日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:15:30開演(15:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者
山道裕子
Yuko Yamamichi,クラリネット
13歳よりクラリネットを始める。東邦音楽大学、東邦音楽大学大学院修了。第199回定期研究発表演奏会ソロの部、卒業代表演奏会出演。平成30年ヤマハ管楽器新人演奏会クラリネット部門出演。第74回TIAA全日本クラシック音楽コンサート出演。審査員賞受賞。これまでに松尾賢一郎、S.ノイバウアー各氏に師事。
佐藤実乃里
ピアノ
井上伸一
チェロ
曲目
G.フィンジ:5つのバガテル
C.ドビュッシー:第一狂詩曲
L.v.ベートーヴェン:三重奏曲 変ロ長調 Op.11『街の歌』
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