【インタビュー】2021年4月3日(土)池田まゆ子ソプラノリサイタルvol.6~祈りの光彩~(振替公演)
2021年4月3日(土)に日暮里サニーホールコンサートサロンで池田まゆ子ソプラノリサイタルvol.6~祈りの光彩~(振替公演)を開催いたします。リサイタルに向けて池田まゆ子さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
私の第6回目となるソロコンサートは、二回も延期となりました。一度目の延期は2019年10月、台風19号の影響で。二度目の延期は2020年6月、新型コロナウィルス感染拡大の影響で。今までは考えられなかった、二度の演奏会延期という事態。私の動揺と落胆は、筆舌に尽くし難いものでした。しかし、リサイタルを楽しみにして下さってる皆様、家族、友人達、東京国際芸 術協会のスタッフの皆様に支えて頂き、励まして頂き、「気持ちを切り替えて、また頑張ろう!」という気持ちを取り戻す事ができました。本当に、感謝でいっぱいです。お陰様で現在は前向きに「三度目の正直!」と意気込み、リサイタル本番に向け て準備を重ねております。現在もまだ、新型コロナウィルスによる感染拡大は止まっていません。この現状 に苛立ち、不安な気持ちになる事も多いと思います。今回の私のコンサートのテーマは、『宗教曲』。プログラムにあるのは、遠い昔から現在まで、たくさんの人達の心の支えとなっ た曲達です。時に優しく、時に激しく、その時その時の心や気持ちに寄り添う曲ばかりです。こんな時だからこそ、皆様に支えて励まして頂いた感謝を胸に、耳にするとふっと心が和らぐ演奏が出来るよう、私の精一杯の演奏をお聴かせしたいと思います。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
今回のリサイタルで演奏する曲目は、とても親しみやすくて聴きやすく、耳や心 に残るメロディの曲ばかりを選びました。帰ってからちょっと歌ってみたくなるような、そんなメロディを楽しんで頂けた ら幸いです。
あなたにとって音楽とは何ですか。
癒しであり、表現であり、寄り添うものであり、幸福感であり…一言では言い表 せないものです。しかし共通してるのは、どれも私と私の心を前向きにして、前進する力をくれるものだという事です。演奏するのも、聴くのも、どちらもいつも私の力になってくれます。これからもずっと、共に歩んで行きたいと願っています。
演奏会情報
2021年4月3日(土)池田まゆ子ソプラノリサイタルvol.6~祈りの光彩~(振替公演)
会場:日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:13:30開演(13:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者
池田まゆ子
Mayuko Ikeda,ソプラノ
フェリス女学院大学音楽学部声楽学科を卒業、同大学院音楽研究科修士課程声楽専攻を修了。第58回TIAA全日本クラシック音楽コンサートにて新人賞を受賞。現在までに五回のソロコンサートを開催。その他、積極的な演奏活動を行っている。声楽を蔵田雅之、長谷川久恵、花澤利枝子の各氏に師事。
谷坂 仁美
Hitomi Tanisaka,ピアノ
フェリス女学院大学音楽学部器楽学科卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。横浜山手芸術祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンエリアコンサート等、各種コンサート、イベントに出演する他、飛鳥II海外クルーズにおいて講師を務めるなど、幅広く活動中。
曲目
J.S.バッハ/C.グノー:アヴェ・マリア
G.ペルゴレージ:《スターバト・マーテル》より 2.嘆き、憂い、悲しめるそ御魂は
4.尊き御子の苦しみを見給える
J.アルカデルト:アヴェ・マリア
G.F.ヘンデル:《メサイア》より
16.シオンの娘よ、大いに喜べ
J.S.バッハ:《マタイ受難曲》より
13.われは汝に心を捧げん
J.S.バッハ:《クリスマスオラトリオ》より
4.備えよ、シオンよ、心からなる愛もて
J.S.バッハ:《すべての地にて歓呼して神を迎えよ》より
1.すべての地にて歓呼して神を迎えよ
J.S.バッハ:《心と口と行いと生活で》より 主よ人の望みの喜びを
F.シューベルト:菩提樹
賛美歌 320番 主よみもとに近付かん
賛美歌 312番 いつくしみ深き
賛美歌 112番 諸人こぞりて
賛美歌 456番 ひと日を終え
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