【インタビュー】2021年6月13日(日)田中咲穂ピアノリサイタル

【インタビュー】2021年6月13日(日)田中咲穂ピアノリサイタル

2021年6月13日(日)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロン で田中咲穂ピアノリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて 田中咲穂 さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

今回、初めてリサイタルさせて頂くことになり、とても嬉しい気持ちでいっぱい です。来て頂いたお客様に楽しんで頂けるようなプログラムを自分なりに考えて みました。精一杯自分の音楽を伝えられるように頑張りたいと思います。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

今回、最初に演奏させて頂くベートーベンのソナタ18番は、他のベートーベンのソナタの中でもとても明るく、軽やかで楽しい曲です。他にはないベートーベン の魅力的な明るさをお客様に伝えたいです。
次に演奏させて頂くショパンのエチュード2曲は、技巧的に難しいながらも音楽性に溢れたところが魅力となっています。雰囲気が対照的な2つの作品の魅力を弾き分けたいと思います。
次に演奏させて頂くラヴェルのボロディン風にという曲は、ワルツ形式の優雅で爽やかな小品2つの内の1つです。優雅なフランスの香りを感じられるような演奏をしたいと思います。
最後に演奏させて頂くラヴェルのスカルボは、ボロディン風にから一転してとても不気味な曲です。とても難曲ですが、悪戯な妖精たちを鮮やかに表現されている曲なのでお客様に魅力が伝わる様に演奏したいと思います。

あなたにとって音楽とは何ですか。

私にとって音楽は、生きがいそのものです。幼少期からピアノをずっと弾いてきましたが、コンクールや人前で演奏する機会を積んでいく事に、どうしたら自分の音楽の世界観をお客様に伝えることができるのかを考える様になりました。将来は、私の音楽で幅広いお客様に楽しんでもらえるような演奏家になりたいです。

演奏会情報

2021年6月13日(日)田中咲穂ピアノリサイタル
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:15:30開演(15:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

田中咲穂 
Saho Tanaka,ピアノ

2005年3月生まれ。3歳よりピアノを始める。2019年第21回大阪国際音楽コンクール第2位。第5回K Pianoコンクール総合第1位。第13回ベーテン音楽コンクール第1位。2020年第21回ショパン国際ピアノコンクールin Asia金賞。第39回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール高校1年生の部第2位(最高位)。第14回ベーテン音楽コンクール第1位。Beethoven International Piano Competition ASIA C部門第2位。現在、桐朋女子高等学校音楽科2年在学中。竹内啓子氏、宮崎明香氏に師事。

曲目

ベートーヴェン:ピアノソナタ 第18番 作品31-3 変ホ長調

ショパン:エチュード 作品10-2、10-4

ラヴェル:ボロディン風に

ラヴェル:夜のガスパールより 3.スカルボ