【インタビュー】2021年12月11日(土)美嶋佑哉&久保山菜摘デュオリサイタル~ドイツ音楽の夕べ~

【インタビュー】2021年12月11日(土)美嶋佑哉&久保山菜摘デュオリサイタル~ドイツ音楽の夕べ~

2021年12月11日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで美嶋佑哉&久保山菜摘デュオリサイタル~ドイツ音楽の夕べ~を開催いたします。リサイタルに向けて美嶋佑哉さん、久保山菜摘さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

美嶋佑哉さん:今回はこのような演奏の機会をいただきましたことに、大変感謝しております。 このような状況下で開催にご協力いただきました皆様に、感謝申し上げます。
ドイツ音楽の夕べと題してバッハとシューマン、二人の作曲家の作品を演奏することに致しました。
シューマン作品では同じ大学の先輩である、ピアニストの久保山さんに一緒に出演していただけることになり、大曲に挑むにあたって、大変心強いです。
これまで関わってきた方々への感謝の気持ちが伝わるように一生懸命演奏させていただきます。

久保山菜摘さん:この度は素晴らしいヴァイオリニスト美島佑哉さんと共演出来ること大変嬉しく 思います。今回はドイツプログラムとなっていて、私はシューマンのヴァイオリンソナタを演奏させていただきます。
シューマン独特の美しい歌心、また絡み合う多性、多様なキャラクターを楽しん でいただけると思います。
私にとって音楽は人生です。素晴らしい作曲家の作品を通して多様な感情、感覚 等を体感する事が出来ます。今回の公演では、シューマンの作品を通して沢山の 表現を生み出せればと思っております。
是非コンサートにお越しいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願い致しま す。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

前半は、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータから二つの楽章を演奏致します。
この6曲からなる曲集は、ヴァイオリンのレパートリーの中でも重要で、自分自身も何度も弾いています。弾く度に新しい発見があります。
シューマンは好きな作曲家の一人で、ピアノの組曲なども好きなのですが、室内楽作品では、大きな構成の作品が多いので、交響曲を聴くような気持ちで聴いて いただけたらと思います。

あなたにとって音楽とは何ですか。

演奏する際に、音楽が素晴らしいと思うことの一つは、音楽という芸術的な手段で、表現したいことを伝達できるということです。
聴く方に元気を与え、共に音楽を楽しむことができたら、それは大きな喜びです。

演奏会情報

2021年12月11日(土)美嶋佑哉&久保山菜摘デュオリサイタル~ドイツ音楽の夕べ~
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

美嶋佑哉
Yuya Mishima,ヴァイオリン

第28回ブルクハルト国際コンクール第2位。第20回大阪国際音楽コンクールAge-G第2位。第30回日本クラシック音楽コンクール最高位。第61回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を卒業。在学中、吉野薫氏、辰巳明子氏に師事。及川音楽事務所所属。トニカ音楽院講師。

久保山菜摘
Natsumi Kuboyama Piano,ピアノ

2006年ピティナコンペティションF級にて全国大会金賞受賞。2008年ドイツにてベルリンスタインウェイ国際ピアノコンクール第2位。2013年飯塚新人音楽コンクール第1位。トーンフォレストよりプレイズショパンがリリースされ、レコード芸術準特選に選ばれる。桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。ピアノを二宮裕子、練木繁夫に師事。

曲目

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006より プレリュード


バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より シャコンヌ


シューマン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタニ短調作品121