【インタビュー】2022年3月12日(土)安枝カヨ ソプラノリサイタル~私の好きなイタリアオペラ~

【インタビュー】2022年3月12日(土)安枝カヨ ソプラノリサイタル~私の好きなイタリアオペラ~

2022年3月12日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで安枝カヨソプラノリサイタル~私の好きなイタリアオペラ~を開催いたします。リサイタルに向けて安枝カヨさんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

2020年の春に東京国際芸術協会より奨学金を頂いて渡伊の予定でした。本場でいろいろなことを勉強し吸収し、帰国後にリサイタルをさせて頂こうと考えていたのですが、沢山の曲を準備してドキドキワクワク出発する直前で延期となり…。しかし出発は出来なかったものの、私には沢山のレパートリーが財産となって残り、地道に練習を重ねたおかげで渡伊しようとしていた当時よりも少し上手になりました。この数年間の集大成として、皆さんの心に響く演奏をお届けできたら幸せです。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

これまでドイツの曲やフランスの曲も勉強してしましたが、私に一番しっくりくるのがイタリアオペラです。また、現地の空気感や食事や文化なども一番しっくりくるのはイタリアです。今回は、私の得意とする軽やかなコロラトゥーラのレパートリーと、得意とは言えないけれど大好きな、しっかり重厚感のあるヴェリズモのレパートリーを織り交ぜて演奏します。また、ヴァイオリンやピアノのソロもお楽しみいただけます。

あなたにとって音楽とは何ですか。

小さい頃にピアノの練習を始めてからこれまで、いろいろな音楽と関わり、また音楽を通していろいろな人と出会ってきました。クラシック音楽以外の音楽も演奏するし大好きです。音楽があるから楽しい時間を過ごせるし、大人になってからも新しい友人ができるし、取り組むべき課題にも直面します。音楽は私の人生を豊かで実りあるものにしてくれる、かけがえのないものです。

演奏会情報

2022年3月12日 (土)安枝カヨソプラノリサイタル~私の好きなイタリアオペラ~
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:15:30開演(15:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

安枝カヨ
Kayo Yasueda,ソプラノ

福岡教育大学教育学部音楽科卒業。第17回大分県北福岡県南部新人演奏会出演。第21回九州音楽コンクール銅賞他受賞多数。これまでに声楽を八木千枝、宇野千鶴、L.Marcuzzi、岩永圭子の各氏に師事。現在は楽器店や音楽教室、県立学校で講師を兼任。ブライダルやパーティー、イベントなどでの演奏の他、自身のコンサートも行っている。

宮﨑奈美
Nami Miyazaki,ピアノ

福岡教育大学卒業。同大学院修了。桐朋学園大学大学院修了。第47回西日本新人演奏会に出演。第16回吹田音楽コンクールピアノデュオ部門入賞。福岡と熊本にてジョイントリサイタルを開催。ピアノを新谷千晶、岩崎淑、三上桂子の各氏に、室内楽を岩崎淑、江藤アンジェラ、藤原浜雄、岩崎洸の各氏に、ピアノ二重奏を中井恒仁氏に師事。

桜井雅彦
Masahiko Sakurai,ヴァイオリン

福岡県出身。福岡大学工学部在学中にヴァイオリンを習い始め、大分県立芸術文化短期大学音楽科に進学。同専攻科を経て尚美学園大学院へ学費全額免除の特待生として進学する。現在は東京を拠点にレコーディングやイベント出演、アマチュアの指導、企業の音楽プロデュースなど、多方面で活動しながら自身のコンサート活動も精力的に行なっている。

曲目

ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」より ジュリエッタのアリア「ああ、幾度か」

ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より ノリーナのアリア 「あの目に騎士は」

チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より アドリアーナのアリア 「私は卑しい僕」

マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」より スゼルのアリア「この僅かな花を」

プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」より アンナのアリア「もし私が小さい花なら」 他