【インタビュー】2022年3月12日(土)内田瑞穂ピアノリサイタル

【インタビュー】2022年3月12日(土)内田瑞穂ピアノリサイタル

2022年3月12日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで内田瑞穂ピアノリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて内田瑞穂さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

今回は、私にとって2回目のリサイタルになりますが、前回はもっとこぢんまりとした会場だったので、こういう舞台で一人きりというのは実はかなり緊張しています…(笑)今までは、ジョイントコンサートやアンサンブルのコンサートなど、ほかの演奏者や楽器の方と一緒にやるコンサートが中心で、しかも最近は、なぜか地元から離れたところばかりでコンサートを開いていたので、久しぶりに関東でコンサートをやる、という心持です(笑)
コロナでなかなか演奏会を開くことができなかった、聴きに行けなかった、という方もたくさんいらっしゃると思いますので、会場でのピアノの生音というのを存分に楽しんでいただけるよう、私としても楽しんで演奏できたらと思っております。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

今回は、フランスものに始まり、フランスものに終わる、そんなプログラムです。ありがたいことに、音がきれい、キラキラしていると言っていただけることが多く、今回は、流麗で響きも美しいフランス音楽で、それをお届けできたらと思っています。
フランスといえばこの人!というようなドビュッシーの、ドビュッシーといえばこの曲!とも言えるような「アラベスク第1番」
そして、そんなドビュッシーに多大な影響を与えているリストの、「コンソレーション第3番」
次に演奏するモーツァルトは、私がもっとも好きな作曲家で、私のピアノと言えばモーツァルト!とも周りから言われるので、何としても1曲弾かねば!(笑)とチョイスしました。
今回は、「幻想曲 ハ短調 K.396」を演奏して、ここで少し雰囲気の違いも味わっていただけたらと思っています。
そしてラストは、フランスといえばこの人!と言えるもう一人、ラヴェルの「クープランの墓」をお送りします。
どの曲も、まったく聴き所の異なる曲で、聴きごたえのあるプログラムになっているかと思いますので、楽しみにしていていただければと思います!

あなたにとって音楽とは何ですか。

私にとって音楽とは、生活の中でいつも隣にあるもの、です。ピアノを始めたのは5歳の時でしたが、ものごころついた頃からいつも音楽が生活の中にありました。
ピアノがあるのが当たり前、ピアノに限らず、有志の合唱や合奏に参加したり、マーチングに参加したり、吹奏楽部で管楽器を吹いてみたり。小さい頃は練習が大嫌いな私でしたが、音楽がないことはありえない、という感覚でした。「なんだか今日は調子が出ないな」と感じることがあったら、「昨日ピアノ弾いてないからだ…」という理由しか思い当たらないこともよくあります(笑)
そのくらい、日常生活の中に当たり前にあるもので、音楽のない生活は想像がつきません。そう思えるものがあるということが、とても幸せだな、と思います。

演奏会情報

2022年3月12日(土)内田瑞穂ピアノリサイタル
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

内田瑞穂
Mizuho Uchida,ピアノ

クラシック系ライブアーティストとして「クラシックを、身近に」をテーマに演奏活動中。東京音楽大学ピアノ科卒業。ウィーン国立音楽大学マスタークラスに参加し、ディプロマを取得する。これまでに、第16回北関東ピアノコンクール第3位、第24回ブルクハルト国際音楽コンクール入選など、数々のコンクールで入賞。

曲目

C.ドビュッシー:アラベスク第1番

F.リスト:コンソレーション第3番

W.A.モーツァルト:幻想曲 ハ短調(未完)

M.ラヴェル:クープランの墓