【インタビュー】2022年7月2日(土)寺﨑和裕ピアノリサイタル

【インタビュー】2022年7月2日(土)寺﨑和裕ピアノリサイタル

2022年7月2日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで寺﨑和裕ピアノリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて寺﨑和裕さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

この度はソロリサイタル開催の機会を頂き、心より感謝申し上げます。
ソロリサイタルの開催は私の幼少期からの夢でした。
お客様に聴いていただける機会を大切にし、精一杯演奏致します。私がこれまで 向き合ってきた音楽を是非お聴きください。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

今回のプログラムはバロック、古典派、ロマン派、近・現代と4つの時代区分よりそれぞれ選曲しました。
スカルラッティのソナタ2曲から始まり、ベートーヴェンの後期のソナタ、リストの代表作である『ラ・カンパネラ』を含む練習曲が2曲、そしてロシアバレエの傑作である『ペトルーシュカ』と、聴きごたえのあるプログラムとなっております。
リサイタルの開催が決まり、先生にご相談したところ、非常に意欲的な選曲であるが大丈夫?と心配される程におなかいっぱい(笑)なプログラムですが、私の愛する素晴らしい作品なので、これらの曲の魅力をお伝えできればと思います。
技術的、表現的にも大変難しい作品ばかりですが、各曲の時代や作曲家の国の違いなど感じながら、楽しんで聴いていただければ幸いです。

あなたにとって音楽とは何ですか。

私にとって音楽とは、人生を豊かにする選択肢のひとつであると思っています。 私は7年間の社会人経験を経て、昨年昭和音楽大学に入学しました。社会人として仕事をしている間はピアノを弾く時間がとれなかったり、経済的な事情等もあり、しばらく音楽から離れた日々を送っていました。しかし今はこのように様々な方の応援やご縁があり、再びピアノを弾いています。音楽を専門的に勉強すると楽しいことばかりではなく、苦しい事や大変な事も多々ありますが、日常に音楽があることで自分自身を表現することができ、音楽を通じた出会いが生まれたりと、より人生が深く豊かになったと感じています。

演奏会情報

2022年7月2日(土)寺﨑和裕ピアノリサイタル
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:19:30開演(19:00開場)
料金:全席自由 2,500円

出演者

寺﨑和裕
Kazuhiro Terasaki ピアノ

札幌市出身。社会人を経て昭和音楽大学に入学、現在2年次在学。第22回日本クラシック音楽コンクール第3位、第27回ヤングアーチストピアノコンクール金賞、第7回東京国際ピアノコンクール第2位(最高位)。これまでにピアノを松原寄美子、浅里裕見子、斉藤香苗の各氏に、現在は江口文子、飯田佐恵の各氏に師事。

曲目

スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380 L.23

スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213 L.108

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110

リスト:超絶技巧練習曲 第1番 『プレリュード』

リスト:パガニーニによる大練習曲 第3番『ラ・カンパネラ』

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章