【インタビュー】2022年9月3日(土)日和佐守ピアノ・バリトンリサイタル~シューベルトの作品によせて~
2022年9月3日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで日和佐守ピアノ・バリトンリサイタル~シューベルトの作品によせて~を開催いたします。リサイタルに向けて日和佐守さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
この度はリサイタルを開催させて頂けることになりまして大変嬉しく思います。これまでにシューベルトの曲を少しずつ練習してきました。まだまだ未熟ではありますが、良い演奏になる様にベストを尽くしたいと思います。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
この度演奏させて頂きますシューベルトの4つの即興曲作品90の第1番は悲しげなテーマの音楽が少しずつ変奏していき、物語のように繋がっていきます。紆余曲折を経て最後は心安らかに終わっていくところが素敵なところだと思います。
シューベルトの歌曲集「冬の旅」の第1曲の《おやすみ》は重い足どりのピアノ伴奏から始まります。曲の後半、恋人との別れ際に「愛しい人よ、おやすみなさい」とやさしく歌いかけるところが素敵なところだと思います。
第3曲の《凍った涙》では次第に恋人への想いが高まり、曲の最後に「彼女への熱い想いはこの冬の氷を全部溶かしてしまうほどだ!」と訴えかけるところが聴き所だと思います。
第5曲の《菩提樹》は安らぎを感じさせる癒しの曲でとても素敵だと思います。
あなたにとって音楽とは何ですか。
音楽はこれまで私が曲がりなりにも続けてきて、いつも心を満たしてくれるものです。また音楽を通してたくさんの素敵な出会いにも恵まれました。
これまで私のことを応援し支えてくれた両親や皆さまに感謝をして、更に努力をしていきたいと思います。
演奏会情報
2022年9月3日(土)日和佐守ピアノ・バリトンリサイタル~シューベルトの作品によせて~
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:15:30開演(15:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者
日和佐守
Mamoru Hiwasa ピアノ、バリトン
東京音楽大学大学院を修了。これまでにピアノを梅田敦子、青木なつ江、一戸智之、御邊典一の各氏に、声楽を鹿野道男、杉野正隆の各氏に師事。ウィーン国立音楽大学にてフランツ・ルカソフスキー氏のマスタークラス修了。これからも良い音楽を皆さまに届けることが出来る様に努力していきたいと思います。
藤永貴大
Takahiro Fujinaga ピアノ
6歳よりピアノを始める。第10回横浜国際音楽コンクールピアノ部門大学の部第二位(最高位)他受賞多数。ウィーン国立音楽大学マスタークラス、イモラ・サマーフェスティバルに参加しディプロマ取得。一橋大学法科大学院卒業。これまでに伊藤美千子、吉田恵、竹内啓子、フランク・ウィボウ、ローナン・マギルの各氏に師事。
曲目
シューベルト:6つの楽興の時 D780 作品94 第1番 ハ長調
シューベルト:4つの即興曲 D899 作品90 第1番 ハ短調
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911 作品89より
第1曲 おやすみ
第2曲 風見の旗
第3曲 凍った涙
第4曲 凍結
第5曲 菩提樹
杉本竜一:BELIEVE
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