【インタビュー】2023年2月19日(日)富樫穂南ピアノリサイタル
2023年2月19日(日)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで富樫穂南ピアノリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて富樫穂南さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
この度はこのようなリサイタルの機会をいただきありがとうございます。実家を離れ上京し、一般大学に進学した私にとって、東京でのソロリサイタルの開催は一つの夢であり大きな挑戦です。
練習時間や場所が限られた中で、曲を追究し、自分なりの音楽を来ていただけるお客様と共有できるよう日々の練習を重ねていきたいと思います。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
今回のリサイタルは、幼少期から短調曲を得意とするためオール短調のプログラム構成にいたし
ました。バロック時代からロマン派までそれぞれの時代の特徴や背景を捉え、短調特有の奥深さ
や悲しみ、ふとしたところに現れる束の間の喜びや煌びやかさといった短調と長調の対比を表現
できればと思っております。今回は木枯らしやバラードの1番といった大曲にも挑戦するため、よ
り私らしい音楽を来ていただけるお客様に楽しんでいただきたいです。
あなたにとって音楽とは何ですか。
私にとっての音楽を一言で表すのは難しいですが、音楽は多くの出会いに溢れた人生を豊かにしてくれるものだと考えています。作曲家はもちろんのこと、作曲家が育った環境や影響を与えた人々といった曲が作られた背景を学ぶことで、全く違う時代を生きた人々と音楽を通して触れあうことができ、そしてそこから多くの学びを得ることができます。また音楽を通して尊敬する先生方や友人に出会ったことで、さまざまな音楽との向き合い方を知り、これからどのように音楽というものと自分が関わっていきたいのかを考えさせてくださいました。
音を楽しむと書く音楽をどのように楽しむのかをこれからの多くの出会いから学び、考えていくことで、私にとっての音楽というものをさらに構築していきたいです。
演奏会情報
2023年2月19日(日)富樫穂南ピアノリサイタル
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円
出演者
富樫穂南
Honami Togashi ピアノ
中央大学法学部3年。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール中学生の部全国大会第2位、ピティナピアノコンペティションE級、連弾上級本選第1位、全国大会入選、連弾中級Bベスト11賞、International Moscow Music Online-Compet ition Age18-21部門第1位、2022 Golden Classical Music Awards senior部門第1位、12月にニューヨークカーネギーリサイタルホールにて演奏、これまでに宮澤功行、筒井志津、現在山下聡、鳥羽瀬宗一郎各氏に師事。
曲目
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 より 第24番
ハイドン:ソナタ Hob.XVI/20 ハ短調 全楽章
ショパン:エチュード Op.25-11 「木枯らし」
ショパン:バラード第1番 Op.23
ブラームス:ラプソディ Op.79-1.2
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