【インタビュー】2023年2月18日(土)愛波梓クラリネット ミニリサイタル

【インタビュー】2023年2月18日(土)愛波梓クラリネット ミニリサイタル

2023年2月18日(土)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで愛波梓クラリネット ミニリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて愛波梓さん、山口静夏さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

愛波さん:開催にあたりご支援ご協力をいただきました関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。9歳の頃クラリネットと出会い、今年で15年目となりましたが、リサイタルを開催するのは今回が初めてです。クラリネットの音色の奥深さや、クラシック音楽の素晴らしさをお客様に感じていただけるよう、心を込めて演奏いたします。

山口さん:今回愛波さんから声をかけていただき、このような素晴らしい機会をいただけたこと大変嬉しく思います。このリサイタルでは、デュオにおけるピアニストとして、愛波さんへ最大限のサポートを尽くしたいと思っております。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

愛波さん:クラリネット奏者なら一度は演奏したことのある、そんな3曲をプログラムにしました。これからも吹き続けていくだろうこの3曲を、23年間の経験や持てる感情を全面に出して表現したいと思います。

山口さん:ブラームスのクラリネットソナタ第2番は、彼の最後のソナタであり、亡くなる3年前に書かれました。ヴィオラ版でもよく演奏されるこの作品ですが、曲中の穏やかな愛情と、心の激動、葛藤には、呼吸をそのまま伝えられる楽器にしか表せないものがあると思いますので、是非ご期待いただければと思います。

あなたにとって音楽とは何ですか。

愛波さん:私を育ててくれた親のようなものです。

山口さん:苦しみと救いが両存していると思います。

演奏会情報

2023年2月18日(土)愛波梓クラリネット ミニリサイタル
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:19:30開演(19:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

愛波梓
クラリネット

桐朋学園大学卒業。クラリネットを西川智也、野田祐介の各氏に師事。第6回ヤング・クラリネッティストコンクールジュニアA部門第3位。第9回クラリネットアンサンブルコンクールジュニアA部門第1位。2021年度桐朋学園大学卒業演奏会出演。現在、桐朋学園大学研究科1年次在学中。

山口静夏
ピアノ

桐朋学園大学大学院音楽研究科音楽専攻修士課程2年に在学中。阿部美果子氏に師事。第34回JPTAピアノ・オーディションD部門最優秀賞及び荻原和子賞を受賞。第22回日本演奏家コンクールピアノ部門大学生の部第2位。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2020inTokyo第2位及びヘンレ賞を受賞。

曲目

ヴィドール:序奏とロンド

ドビュッシー:第一狂詩曲

ブラームス:クラリネット ソナタ 第2番 変ホ長調