【インタビュー】2023年3月21日(火祝)小原詩緒里ピアノリサイタル

【インタビュー】2023年3月21日(火祝)小原詩緒里ピアノリサイタル

2023年3月21日(火祝)に日暮里サニーホール・コンサートサロンで小原詩緒里ピアノリサイタルを開催いたします。リサイタルに向けて小原詩緒里さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

コロナ禍になり、以前のようには演奏会を開催することができない中、この度はこのような機会を頂けてとても嬉しく、感謝しております。
ソロでの演奏会の開催は初めての挑戦です。大学を卒業してから、ソロで演奏する機会はどうしてもコンクールやお教室での講師としての演奏が多く、自身の好きな曲を披露する場が学生時代に比べて少なくなっていました。今回は大好きな音楽を奏でるよろこびを、改めてお客様と一緒に味わえたらと思っております。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

今回は、私が今まで演奏してきたなかで最も好きな曲の1つ、ショパン作曲「幻想曲」をプログラムに入れたく、「幻想」をテーマに選曲しました。
ショパンは1810年生まれ、また、プログラムに選んだメンデルスゾーンは1809年生まれと、2人は歳が近く、とても親しかったそうです。そんな同時代の天才作曲家たちが思い描き紡いだ「幻想」の世界をお届けしたいと思います。

あなたにとって音楽とは何ですか。

心を和ませてくれたり、豊かにしてくれる存在だと思います。音楽教育に携わっていると、上手に弾くこと(何をもって上手と言うかは曖昧ですが)、ミスをしないこと、そんなことばかりが求められてしまうことがあります。もちろん大切なことですが、本来音楽は自身で感じて楽しむことが1番と考えています。作曲家たちの思いを楽譜から読み取り、感じ咀嚼し、そして表現する。先人たちの思いを感じることは何にも代え難い喜びや心の揺さぶられる瞬間でもあります。それが音楽の魅力だと感じています。

演奏会情報

2023年3月21日(火祝)小原詩緒里ピアノリサイタル
会場:日暮里サニーホール・コンサートサロン
時間:17:30開演(17:00開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

小原詩緒里
Shiori Ohara ピアノ

埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。第42回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会入選。
第81回東京国際芸術協会新人演奏会オーディション奨励賞、同演奏会出演等。現在、後進の指導にあたっている傍ら、演奏活動も行っている。

曲目

ショパン:ポロネーズ 第7番 「幻想」 Op.61 変イ長調

ショパン:幻想曲 Op.49 へ短調

メンデルスゾーン:幻想曲(スコットランド・ソナタ)Op.28 U92 嬰へ短調