【インタビュー/菱垣 道弘】2023年12月16日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2023 PART1・2

【インタビュー/菱垣 道弘】2023年12月16日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2023 PART1・2

2023年12月16日(土)に第一生命ホールにて『ヌーベルバーグ2023 PART1・2』を開催いたします。ソリストの方々にインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

菱垣 道弘(テノール)

プッチーニ:オペラ「ジャンニ・スキッキ」よりフィレンツェは花咲く木のように
G.Puccini : Opera「Gianni Schicchi」 “Firenze è come un albero fiorito

三十代半ばにして声楽に目覚める。プロアマ混声のオペラや合唱曲に合唱で参加。会社勤めの傍らで声楽の指導を受け、現在に至る。近年はソロ活動を中心に活動。地元のアマチュアオーケストラ主催の第九テナーソロを務める。第1回東京国際管弦声楽コンクールG男声の部審査員賞。日本アマチュア声楽コンクール中級部門5位。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

地元大阪で、第九のテナーソロを務めており、オーケストラとソロ共演するのは初めてではありません。実は当日の演奏後に大阪に戻り、正にその第九の演奏に参加します。オーケストラも歌い手もプロアマ混成ですし、観客はご家族を中心とした関係者ですから発表会のようなものです。
ヌーベルバーグは一般のお客さまが料金を支払って聴いてくださる公演ですし、プロのオーケストラと共演しますので、演奏会として区別をするわけではありませんが、アマチュアなりにプロフェッショナルな演奏を目指します。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか。

第九と違い、歌い手は私一人ですので、緊張感は比べ物になりません。アマチュア声楽家としては、非常に高いハードルを自らに課すこととなりました。これらを全てひっくるめて、楽しむことができるように!と、練習を重ねています。

ヌーベルバーグ2023に出演することを決めたきっかけは何ですか。

やはりプロオケとの共演で、オペラアリアをソロで歌えることです。
東京で歌うということは、知り合いが極めて限られています。菱垣道弘の歌を聴いたことがない大勢の人を前に歌う!そんな機会に恵まれたことは、もう一つの大きなきっかけです。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

いろいろな演奏家が言うことですが、演奏家が音を楽しむこと、から更に進んで、音が自ら楽しく舞っているような演奏だろうと思います。そういう場面、景色、なんといっていいかわかりません。お客さまが聴き入ってくださったり、うっとりしたり、心地よくて眠ってしまったり、いろいろな反応があるでしょう。アマチュアであるからかもしれませんが、そんな夢みたいなことを想い描いています。

 

演奏会情報

2023年12月16日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2023PART1・2

TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2023PART1・2

場所: 東京・第一生命ホール
時間:【PART1】13:30開演 (13:00開場)
   【PART2】18:00開演 (17:30開場)
料金: 各PART 全席自由 前売5,000円 当日5,500円
指揮: 木村 康人
管弦楽: 東京国際芸術協会管弦楽団


曲目

【PART1】

菱垣 道弘(テノール)
プッチーニ:オペラ「ジャンニ・スキッキ」より フィレンツェは花咲く木のように
外村 ゆうき(ソプラノ)
プッチーニ:オペラ「トスカ」より ふたりの愛の家へ
      歌に生き恋に生き
福井 奈都子(ソプラノ)
トマ:オペラ「ハムレット」より どうぞ皆さん、私も遊びの仲間に入れてください
越智 恵子(ソプラノ)
モーツァルト:コンサートアリア 大いなる魂と高貴な心 K.578
グノー:オペラ「ファウスト」より なんと美しいこの姿(宝石の歌)
西村 奈津子(メゾソプラノ)
チレア:オペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」より 苦い喜び、甘い苦しみ
浜野 千佳子(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」第2、3楽章
井上 友里子(ピアノ)
ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 作品102 全楽章
井上 実乃里(ピアノ)
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品40 O 11 全楽章

【PART2】

河上 英(ヴァイオリン)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 第1楽章
米本 朱里(ピアノ)
グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 全楽章
江 昀軒(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30 全楽章