富田真央さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

富田真央さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

富田真央 ヴァイオリン部門中学1年生の部 第1位

C.サン=サーンス/ハバネラ Op.83

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――今回第1位をいただけてとても嬉しいです!自分の表現したい音がなかなか出せず苦戦していた時期が続いていましたが、支えてくださる周りの方々への感謝と自分への反省の気持ちを常に持ち練習をしてきました。いつもわかりやすく様々なことを教えてくださる先生、そして応援してくださっている周りの方々、本当にありがとうございます。これからも頑張ります!

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――今回演奏したサン=サーンスのハバネラはいつも練習していたコンチェルトとはまた違った色を持つ曲で、大人の雰囲気や奥行きのある音を出すことがとても難しかったです。レッスンでは技術的な部分以外にもフレーズごとに移り変わるイメージを先生と相談し、自分の中に落とし込んでいくことでだんだんと表現したい音楽が固まってくることができました。本番前のレッスンで先生からいただいた「聞いてくださっている方と一緒に音を共有するエネルギーがとても大切」という言葉を胸に、本番では楽しくハバネラの豊かな音楽を表現することができました。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせください。

――音楽史や作曲家をより深く勉強し、曲の背景や作曲家の想いを表現するスキルを身につけたいです。そして将来は聴いてくださる方々の心に響くような演奏ができる音楽家になりたいです。

Q.あなたにとって音楽とは?

――音楽は自分の心の中の想いを伝えることができる、私にとってなくてはならない存在です。また音楽を通してたくさんの素敵な方々に出会うことができ今とても幸せです。これからも音楽と共に成長し、様々なことに挑戦していきたいと思います。