西川真衣さん（ピアノ部門大学4年生の部第1位）第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第45回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

西川真衣　ピアノ部門大学4年生の部　第1位

三善　晃/ピアノソナタ　第3楽章

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――この度はこのような賞を頂けたこと、大変嬉しく光栄に思います。今回コンクールに挑戦し、課題と向き合い成長を目指していたので、結果が返ってきたことがとても嬉しいのと同時に、更に精進したいと気が引き締まる思いです。今後も頑張ります。

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――今回挑戦した三善晃さんのソナタ第3楽章は、自分にとってほとんど取り組んだことの無いタイプの曲でした。複雑な音使いや、頻繁に切り変わる拍子に譜読みからとても苦労し、暗譜にも時間がかかったのを覚えています。レッスンでは生き生きとした拍子感について何度も指導頂きました。拍子を体から感じ表現するために、言葉を当てはめて口や手拍子などでも練習しました。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせください。

――今回は、本コンクールの本選から全国大会まで同一の曲を課題と出来る特性を活かして、一曲で何度も舞台経験を積み完成度を上げました。演奏する毎に曲の理解が深まるのを感じとても勉強になったので、その経験を活かして、今後はよりはやく曲の理解を深めて仕上げられるようになりたいです。色んな曲を勉強したいと思います。