松島菫子さん(ヴァイオリン部門小学3年生の部第1位)第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

松島菫子さん(ヴァイオリン部門小学3年生の部第1位)第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第46回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

松島菫子 ヴァイオリン部門小学3年生の部 第1位

F.クライスラー/前奏曲とアレグロ

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――このコンクールではこれまで2位を1回、1位無しの2位を1回頂いていて、ずっと悔しい気持ちがありましたので今回こそ絶対に一位を取りたい!という気持ちで参加しました。でも当日他の参加者の人たちがとっても上手だったので、今回もやっぱりだめかなと思いました。本番では、この曲のイメージのように情熱的に、ヴァイオリンが壊れるくらい爆発しようと思って弾きました。うまくいかない部分もあったけど、一位になることができてとても嬉しいです!

Q.レッスンの思い出、楽しかったこと、嬉しかったこと、大変だったことを教えてください。

――コンクールの時期は、ちょうど他にも弾く曲がいっぱいあって、どの曲をどのくらい練習するか、というところが難しかったです。あと強弱はそのままで音色だけ変えたかったけど、なかなかうまくいかなくて苦労しました。あとは、難しいと思ってたくさん練習したところより、ふだんまちがえないところでミスしてしまったりするので、全体的にゆっくりメトロノーム練習をするようにしました。

Q.本番前のリラックス方法・ルーティーンを教えてください。

――本番の日は朝早く起きて練習するけど、移動の間に少しでも寝るようにしています。私は寝ようと思ったら電車でもどこでもすぐに寝られるので、お母さんにもすごいとほめられます!また、リラックスしすぎていても舞台に出ていきなり緊張してしまったりするので、朝から今日は本番だとちゃんと考えて過ごすようにしています。

Q.演奏する中でお気に入りの1曲と好きなところ教えてください。

――1曲ではないけど、モーツァルトが大好きです!モーツァルトの音楽は基本的にとにかく明るくて、どの部分もすごくきれいです。元気がない時も、モーツァルトを聴いたり弾いたりすると、心の底から元気が出ます。私はすぐふざけてしまうので、よく人に悩みが無さそうと言われるけど、モーツァルトもそういうタイプだったんじゃないかなと思います。同じ時代に生きていたら、絶対モーツァルトとお友達になりたいです!

Q.あなたにとって音楽とは?

――自分が、その中に浮かんでいるみたいな気持ちになるもの(海に浮かんでいる時みたいに)。