【ギャラリー】2024年6月29日(土)佐藤史子&伊藤裕子デュオリサイタル~命を紡ぐ音楽~

【ギャラリー】2024年6月29日(土)佐藤史子&伊藤裕子デュオリサイタル~命を紡ぐ音楽~

2024年6月29日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで「佐藤史子&伊藤裕子デュオリサイタル~命を紡ぐ音楽~」が開催されました。

ギャラリー

メッセージ

当日配布しましたプログラムより、出演者のみなさんからお客様に向けてのメッセージを以下抜粋

本日はお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございます。開催にあたり、支え、応援してくださいました、すべての皆様に心より感謝申し上げます。
今回のテーマは命を紡ぐ音楽で、私たちはそれぞれの立場から死生に直面することで生き方を見つめ直し、人の深みを追求した演奏がしたいと思うようになりました。様々な音楽家たちが身を削って遺した音楽の意味を私たちなりの音で紡ぎ、その魂を感じていただけたら幸いです。 佐藤 史子 伊藤 裕子

演奏会情報

佐藤 史子
Fumiko Sato, Piano

6歳よりピアノを始める。英国在住中、王立アカデミー音楽学校ジュニアコースで学ぶ。愛知県立明和高等学校音楽科、桐朋学園大学短期大学部芸術科卒業。卒後、看護師に転身。15年以上のブランクを経て黒岩悠氏に師事し看護師の傍ら演奏活動を行っている。第3回ANP近・現代音楽コンクール入選。第47回、第67回東京湖芸術協会新人演奏会出演(第67回奨励賞受賞)。東京国際芸術協会の助成を受けウィーン国立音楽大学マスタークラス修了。

伊藤 裕子
Yuko Ito, Piano

1976年福井県生まれ。ヤマハ音楽教室システム講師として23年勤続後退職、自宅でいとうおんがくきょうしつ開講。2017年東京国際芸術協会より全学費免除推薦を受け、ウィーン国立音楽大学マスタークラス修了。2022年4月、小腸癌が見つかり突然余命が1年程と分かる。希少癌のため抗がん剤がなく、リンパにも転移があり手術もできず、代替治療や延命措置で2年が経過。病気が分かってからも勢力的にコンクールに参加。2022年以降、ピティナグランミューズA2部門関西エリア本選優秀賞受賞、日本クラシック音楽コンクール本選奨励賞、ブルーメンシュタインコンクール上級部門全国大会第3位、全日本ピアノコンクール本選奨励賞など。

曲目

ラヴェル:水の戯れ

ドビュッシー:喜びの島

モーツァルト:4手のピアノ・ソナタ ニ長調 K.381 K6.123a、ト長調 K.357 K6.497a,500a

ショパン:ノクターン 第3番 ロ長調 作品9-3

ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60