阿部結愛さん(ピアノ部門中学1年生の部第1位)第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

阿部結愛さん(ピアノ部門中学1年生の部第1位)第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第47回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

阿部結愛 ピアノ部門中学1年生の部 第1位

W.A.モーツァルト/ピアノソナタ 第12番 ヘ長調 K.332 第3楽章
F.ショパン/エチュード Op.10-5 変ト長調 「黒鍵」

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――初めて参加した全日本ジュニアクラシック音楽コンクールでまさか第一位を頂けるなんて、今でも夢を見ているようです。美しい音色とわかりやすい言葉で音楽の作り方を教えてくださり、新しい世界へどんどん導いてくださる菅原望先生、幼稚園の時から熱心なご指導を頂き支えてくださっている米増めぐみ先生、コンクール前にいつもあたたかいご指導と励ましを頂き支えてくださっている根津栄子先生、そして、たくさんの応援で私を支えてくださっている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

Q.演奏するときに気をつけていることを教えてください。

――舞台袖では、イメージトレーニングをしながらストレッチをして身体を動かし、できるだけリラックスするよう心掛けています。本番は、聴いてくださる方に楽しんで頂けるように、私自身も楽しんで演奏するようにしています。今回演奏したモーツァルトのソナタは、どうしてもベートーヴェンのような音の出し方になってしまい、モーツァルトらしさをずっと探求してきました。練習する度に、迷い、悩み、、を繰り返してきましたが、全国大会の講評で、モーツァルトらしい演奏でした!と何名もの先生に認めて頂けたことがとても嬉しかったです。

Q.今後の目標、どんな音楽家になりたいかお聞かせください。

――もっともっといろんなことを見て、聞いて、感じて、ピアノ以外のお勉強も沢山して、全ての経験を演奏に繋げていきたいです。先生から教えて頂くことをそのままコピーするのではなく、私らしい世界を作り、私の音楽として表現することをいつも目標にしていきたいです。これからもたくさんの作品に触れ、聴いてくださる方に楽しんで頂けるように、精進してまいります。