【インタビュー/森下 輝星】2025年1月11日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025
2025年1月11日(土)に東京・日暮里サニーホール・ホールにて『ヌーベルバーグ2025』を開催いたします。ソリストの方々にインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
森下 輝星(フルート)
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第3楽章
C.Reinecke:Flute Concerto in D major Op.283 3rd mov.
シドニー生まれ、在住。2歳からヴァイオリン、4歳からフルートを兄と母の影響を受け始める。Sydney Conser vatorium of Music, Joc elynFazzone氏に師事。2024年Flute Society of NSWEisteddfod Junior Championship 1st place、第46回ジュニアクラシック音楽コンクールフルート部門小学高学年の部1位、第29回神戸国際音楽コンクール木管小学生部門最優秀賞と神戸市長賞。
今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか?
オーケストラとの共演は初めてなので、とても楽しみです。ソロでの演奏とは違って、他の楽器とのハーモニーや全体のバランスを考えながら演奏することが求められます。全員で一つの音楽を作り上げる経験は、私にとって大きな成長の機会になると思っています。
指揮者や他の演奏者の皆さんと一緒に、最高の演奏を届けられるように頑張りたいです。
演奏を始めたきっかけは何ですか?
2歳からバイオリン、4歳からフルートを兄と母の影響を受けて始めました。
幼い頃は、ぬいぐるみを観客にしてホームコンサートを開いたり、ステージで演奏する兄を見て「私もやりたい!」と割り箸でヴァイオリンを真似していました(笑)。
音楽を通じて人前で表現することが大好きだったので、自然と今の道に進むことになったと思います。
ご自身の演奏される曲の聴き所などを教えてください。
ライネッケのフルート協奏曲第3楽章は、非常に華やかでエネルギッシュな曲です。
この楽章では、フルートのテクニックを存分に発揮する速いパッセージや、軽やかな音色が特徴です。特に、フルートがオーケストラと掛け合う部分は聴き所で、フルートのメロディが曲全体をリードしていくような感覚を楽しんでもらえると思います。
また、テンポが速い中でも、表現力が試される場面が多く、音の一つひとつに感情を込めて演奏することを大切にしています。
フルートの繊細さと大胆さのコントラストが際立つ楽章なので、そのダイナミックさを感じてもらえると嬉しいです。
演奏会情報
2025年1月11日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025
TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025
場所:東京・日暮里サニーホール・ホール
時間:14:00開演 (13:30開場)
料金:全席自由 前売4,500円 当日5,000円
指揮: 木村 康人
管弦楽:東京国際芸術協会管弦楽団
曲目
鈴木 美音(フルート)
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第1楽章
森下 輝星(フルート)
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第3楽章
熊本 海音(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 第1楽章
久米 ゆり(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 第3楽章
南堀 史奈(ピアノ)
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 第1楽章
浜野 千佳子(ピアノ)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
佐藤 さつき(ピアノ)
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
結束 真琴(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 全楽章
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