【インタビュー/結束 真琴】2025年1月11日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025

【インタビュー/結束 真琴】2025年1月11日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025

2025年1月11日(土)に東京・日暮里サニーホール・ホールにて『ヌーベルバーグ2025』を開催いたします。ソリストの方々にインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

結束 真琴(ピアノ)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 全楽章
S.Rachmaninoff:Piano Concerto No.2 in C minor Op.18

武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科に奨学金生として入学し、同大学大学院音楽研究科修士課程ヴィルトゥオーゾコース修了。第9回ベーテン音楽コンクール第1位、第26回彩の国埼玉ピアノコンクール銀賞、第20回ショパン国際ピアノコンクールin Asia 銀賞。現在インディアナ大学ジェイコブス音楽院にてSofyaGulyak氏に師事。

今回のコンサートに向けての抱負を教えてください。

ラフマニノフは私にとって大変大きな曲ではありますが、大好きな曲をオーケストラと演奏できる喜びを感じながら演奏したいと思っています。

今回はオーケストラとの共演ですが、心境はいかがですか

ピアノ奏者は、アンサンブルなどで他の楽器の方と演奏することはあるのですが、オーケストラに所属する機会は滅多にありません。基本一人で黙々と練習をし、ソロでパフォーマンスをすることがほとんどなので、今回ソリストとしてオーケストラと共演できるという素晴らしい機会を頂き、大変光栄です。
“ピアノコンチェルトを弾く”というのは、ソリストでありながらもアンサンブルであるということを忘れてはいけず、常にオーケストラとの対話を心掛けなければなりません。
自分にとって大きなチャレンジにはなりますが、自分自身の音楽を心から届けられるよう演奏させていただきます。

あなたにとって、音楽とは何ですか。

特にクラシック音楽は何百年、それ以前の作品が今でも私たちの感性を揺さぶり深遠なる感情の旅へと誘い、廃れることなく受け継がれています。それはきっと弾き手の数だけストーリーがあり、同じ音楽は存在しないからでしょう。
音楽はそれらを通じて人間の感情や思想の深淵を探る、無限の可能性を秘めた芸術の旅だと思います。留学生活を始めたことにより、違う国で違う言語を話すことで、それらのことを改めて痛感しました。

 

演奏会情報

2025年1月11日(土)TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025

TIAAコンチェルト ヌーベルバーグ2025

場所:東京・日暮里サニーホール・ホール
時間:14:00開演 (13:30開場)
料金:全席自由 前売4,500円 当日5,000円
指揮: 木村 康人
管弦楽:東京国際芸術協会管弦楽団


曲目

鈴木 美音(フルート)
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第1楽章
森下 輝星(フルート)
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 第3楽章
熊本 海音(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 第1楽章
久米 ゆり(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 第3楽章
南堀 史奈(ピアノ)
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 第1楽章
浜野 千佳子(ピアノ)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
佐藤 さつき(ピアノ)
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
結束 真琴(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 全楽章