上山りのんさん（ミュージカル部門高校生の部第1位）第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

C.M.シェーンベルク/「レ・ミゼラブル」より　オン・マイ・オウン/英語

――まさか1位だとは思わなかったので本当に嬉しいです。伴奏をしてくれた母、協力や応援をしてくださる家族や友人、親身になってご指導いただいた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

――選曲にとても迷いました。オン・マイ・オウンは大変有名な曲ですしとても憧れている作品なので本選で歌うのは大きな決断でした。劇中のエポニーヌと同じくらいの歳でこのような結果が出せてとても良い記念になりました。

――その曲の人物や場面を自分なりに追求し、役に入り切る事です。それから以前、本番前に風邪を引いてしまい自分自身が楽器だという事を痛感したので普段から体調管理を更に心がけるようになりました。

――本番前に、先生が他の生徒の方々を呼んで聴いていただく機会をくださいました。度胸だめしになり、ご意見もいただき気持ちが引き締まりました。

――　一つの曲を色々な俳優さんの演じ方を見たり聞いたりしています。観た事のない作品でも素敵なミュージカル曲がたくさんあるので、自分に合いそうな曲や役はどれだろう、自分ならどうゆう風に演じられるだろうと想像するのが好きです。

――辛い食べ物にはまっています。タイに住んでいるのでディズニーランドの動画を見ては羨ましく思っています。

――今までは意志の強い曲、暗めの曲を歌う事が多かったので明るくアップテンポな曲にもチャレンジしていきたいです。ミュージカルの舞台で、聴いてくださる方が前向きに元気になれるような歌を届けられる俳優になりたいです。