斎木桜花さん（声楽部門高校生の部第1位）第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー

斎木桜花　声楽部門高校生の部　第1位

F.P.トスティ/私に静けさを

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――高校生として挑戦する最後のコンクールだったので、このような素晴らしい賞をいただけてとても嬉しいです。これまで指導してくださった先生方、支えてくれた家族や友達にとても感謝しています。コンクールでの演奏は反省点も多いですがとても楽しかったので、今は次の舞台に立つ機会がとても楽しみです。

Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。

――トスティの「私に静けさを」は他のコンクールで何度も演奏した曲です。これまでのコンクールでいただいた講評をもとに、より良い演奏がしたいと思い選曲しました。前半の歌詞は幻想的な言葉が多く、フレーズもとても神秘的なので聴きどころの一つだと思います。また、最後の和音は教会のステンドグラスから光がさしてくるようなイメージで演奏しました。同じ音が続くフレーズが多かったので、言葉を喋ることを意識しながら練習しました。

Q.練習以外に音楽と向き合うためにしていることがあれば教えてください。

――コンクールの映像など、年が近い方の演奏を聴いて勉強したり、海外のオペラを見たり、他の楽器の演奏を聴いたりしています。また、音楽でつながった友達と話していると、私も頑張ろうと思えます。

Q.最近のマイブームは何ですか。⑦今後の意気込みをお聞かせください。

――友達や部活の先輩・後輩とご飯を食べに行くことです！この夏休みに先輩と食べたお好み焼きが美味しかったのでまた行きたいです。

Q.今後の意気込みをお聞かせください。

――これからも様々なことに挑戦し、より良い演奏ができるように頑張ります。そして、オペラやコンサートなど多くの舞台に立ち、沢山の人に音楽の魅力を伝えられる人になりたいです。

www.tiaa-jp.com

東京国際管弦声楽コンクール Tokyo International Winds, Strings, and Vocal Competition

東京国際管弦声楽コンクールは、これからもっと音楽を勉強したいという高校生、大学生、社会人を対象に有能な演奏家を発掘するとともに、豊かな表現力や可能性を引き出し、将来国際的に活躍できる音楽家としてはばたけるようその学習機会を提供し、それぞれの成果を表彰することによって、今後の精進への励みになることを目指し設立されました。