戸梶亜弥さん(声楽部門マスターズG女声の部第1位)第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー
- 2024.12.02
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第3回東京国際管弦声楽コンクール入賞者インタビュー
戸梶亜弥 声楽部門マスターズG女声の部 第1位
G.ヴェルディ/「マクベス」より 光は衰え/マクベス夫人役
Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。
――「びっくり+うれしい」です。このコンクールは伝統ある協会が主催され、アマチュア部門も全国から非常にレベルの高い方々が参加されるので、毎回祈るような気持ちで出場していました。今回選んでいただき、これまで熱心にご指導くださった先生、ご協力くださった関係者の皆様、そしてサポートしてくれた家族に喜んでもらえたことが、この上なく嬉しいです。加えて、アマチュアとしての熱意と、美声ではないのに挑戦をつづけたことをお認めいただいて光栄です。
Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。
――シェイクスピア四大悲劇のひとつ「マクベス」をもとにしたオペラから、マクベス夫人のアリアを選びました。野心のために罪を重ねていく人間が、強がったり揺らいだりする様子の表現を目指しました。場面転換が簡単ではない曲ですが、歌うたびに発見があり、今後も取り組んでいきたい曲です。
Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。
――普段は会社員ですので、スケジュール管理と健康管理を怠らないようにしています。
Q.思い出のレッスンはありますか。
――多数ありますが、いつも指導してくださる宝槻先生に曲の解析と発声を指導していただくレッスン、イタリア人の先生の演技指導に近いレッスン、コンクール直前にあらためてソルフェージュを見直すレッスンなど、いずれも宝物です。
Q.練習以外に音楽と向き合うためにしていることがあれば教えてください。
――イタリア語のオペラアリア、特にVerdiが好きなので、イタリア語会話を少しずつ勉強しています。なかなか上達しないのが、困りものですが!
Q.最近のマイブームは何ですか。⑦今後の意気込みをお聞かせください。
――実はダンス歴・舞踊歴のほうが長く、最近はより音楽を意識して踊ることを心掛けています。ダンスの発表会で踊る曲の楽譜が販売されていれば購入しています。
Q.今後の意気込みをお聞かせください。
――個々のアリアだけでなく、オペラ全体を通した理解の上で歌えるようになりたいと志しています。そのためにも、できるだけ健康で長期にわたり歌い続け、また歌を通してのコミュニティーにおける良好なメンバーでありたいと思います。
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