トゥルーラブ真凛さん(小学6年生の部第1位)第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

トゥルーラブ真凛さん(小学6年生の部第1位)第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

トゥルーラブ真凛 小学6年生の部 第1位

F.シューベルト/即興曲 第3番 D935 Op.142-3

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――びっくりしましたが、とても嬉しかったです。コンクールはいつも緊張してしまいますが、今回はリラックスして演奏が出来たので、それも嬉しかったです。

Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。

――春にウィーンに行く機会があり、シューベルトの生家を訪れました。シューベルトの眼鏡、ピアノ、直筆の楽譜など見ることが出来きました。私もベートーヴェンが大好きで、シューベルトもベートーヴェンを尊敬していたと知り、ますますシューベルトが好きになりました。この即興曲は、シューベルトが亡くなる一年前に作られた曲です。変奏曲でバリエーション毎に、シューベルトの本当の気持ちが表現されている気がして、ウィーンの街並み、幼い頃に遊んだ公園、家族への想い31才で亡くなる怒り悲しみなど。。を想像しながら演奏しました。

Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。

――曲の中に、ストーリーを作って演奏しています。

Q.練習以外に音楽と向き合うためにしていることがあれば教えてください。

――音楽に関する歴史の本を読んだり、コンサートにお母さんとよく行ったりしています。

Q.最近のマイブームは何ですか。

――お料理のレシピ作り。

Q.今後の意気込みをお聞かせください。

――コンチェルトをいつか弾いてみたいです。また、シューベルトの即興曲も全て勉強したいです。