山本悠生さん(プロフェッショナルの部第1位)第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー
- 2024.12.23
- コンクールオーディション
- インタビュー
第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー
山本悠生 プロフェッショナルの部 第1位
A.スクリャービン/ピアノソナタ 第5番 Op.53
Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。
――結果を知った瞬間は驚きでいっぱいでしたが、大好きな作品の演奏をこのように評価していただけてとても嬉しく思います。研究などと並行しながらの準備だったので練習時間の確保は中々大変でしたが、練習や本番を通じて大きく成長できたと感じていますし、挑戦して本当に良かったと思っています。
Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。
――練習中の曲に関して、色々な方々による演奏を暇さえあれば聴いていて、そこから良い部分を沢山吸収しながら、自分が奏でたい音楽を頭の中に鮮明に描くようにしています。限られた時間で確実に成長を積み上げられるように、各練習では、最初に取り組む部分や練習内容を決めて、その決めたことをとにかく徹底的にやり抜く、ということを意識しています。
Q.今後の意気込みをお聞かせください。
――どんな形であれ、ピアノはこれからも自分にとってかけがえのない存在であり続けると思います。様々な経験を重ねていく中で、より豊かな音楽を奏でられるようになっていけたら良いなと思っています。応援し、支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後も成長し続けます。
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