TIAA友の会メールマガジン【capriccioso】~気ままにクラシック音楽~ vol.1(バックナンバー)

TIAA友の会メールマガジン【capriccioso】~気ままにクラシック音楽~ vol.1(バックナンバー)

音楽の人々「メールマガジン【capriccioso】創刊」

2024年12月19日配信
文/理事長 片山

会員のみなさまには弊協会音楽事業へ御厚情をいただき深謝申し上げます。

気ままにクラシック音楽というタイトルを聞くと某ラジオ番組を思い出される方がいらっしゃるかもしれません。パーソナリティーが作曲家や演奏家のエピソードを紹介し、クラシック音楽を放送することで、敷居が高いイメージを払拭し、多くのリスナーに親しまれるきっかけになりました。

2021年世界3大ピアノコンクールの1つであり、5年に1度ポーランドで開催されるショパン国際ピアノコンクールで51年ぶり2位入賞の快挙を達成した日本人がいます。その方は、弊協会が開催するコンクールにおいても当時中学生部門において第1位に輝きました。

近年、日本人が世界のさまざまなコンクールで入賞し活躍を耳にする機会が増えており、クラシック音楽が日本に深く浸透醸成した結果です。こうした活躍の裏にはそこにいきつくまでにさまざまな研鑽や努力がございます。その過程では演奏する曲を披露する場の提供がなくてはなりません。お客様が聴いていただく演奏会で演奏することで、演奏者はたくさんの課題をみつけ、さらにその技術に磨きをかける努力を行うことができます。こうした演奏会では観客席から見守ってくださるお客様の存在が欠かせません。明日の日本を担う演奏家たちの生演奏をぜひホールで聴いていただき応援いただけますと幸いです。ラジオから流れる音楽ではなく臨場感あふれた生の演奏を体感できる貴重な機会です。

このたび新しくスタートするTIAA友の会メールマガジン「capriccioso」を通じてお客様と演奏者の距離がより近くなり、「推し活」のひとつとしてお楽しみいただけますよう、この場をおかりしてご案内させていただきます。

みなさまにとってクラシック音楽がさらに身近になりますことを、心より願っております。