川下新乃さん(高校1年生の部第1位)第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

川下新乃さん(高校1年生の部第1位)第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

第11回東京国際ピアノコンクール入賞者インタビュー

川下新乃 高校1年生の部 第1位

F.ショパン/ロンド 変ホ長調 Op.16

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――結果を知った時は本当に驚きましたが、とても嬉しかったです。うまく弾く事が出来なかった部分もありましたが、自分らしく演奏する事ができ良かったと思っています。

Q.本選での選曲について、選曲理由、作品の聴きどころについてお聞かせください。

――今回演奏したショパンのロンド(序奏とロンド)変ホ長調Op.16は、ショパンが作曲した4つのロンドの中で私が最も好きな曲です。ロンド主題が始まるまでの序奏にある様々な曲想の変化や、華やかなメロディが繰り返される中で少しずつ変化するリズムを、全て同じにならない様に色々な情景を思い浮かべながら練習しました。

Q.より良い音楽、演奏のために普段から心がけていることはありますか。

――演奏する中で様々な表現が出来るように、景色を見て感じる事や、美味しいものを食べて感じる事、悲しい事があった時に感じる事など、普段の生活でも自分が体験し感じた事を大事にする事を心がけています。

Q.今後の意気込みをお聞かせください。

――ご指導いただいている先生方、支えてくれる家族や友人に感謝の気持ちを忘れず、これからもたくさんの事を学んでいきたいと思っています。