【インタビュー】2025年3月8日(土)齋藤天ピアノ・リサイタル
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2025年3月8日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで「齋藤天ピアノ・リサイタル」を開催いたします。リサイタルに向けて齋藤天さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
今回はこのような機会をいただき、大変嬉しく思っています。私にとって初めてのソロリサイタルとなり、身が引き締まる思いです。
曲の魅力をお客様と共有できるよう、心を込めて演奏いたします。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
今回のプログラムは、同じ年に生まれたシューマンとショパンという2人の作曲家を軸として構成しました。全体を通して、ロマン派ならではの色彩感豊かな世界を感じていただけたら幸いです。
特に、シューマンのピアノソナタ第3番はずっと憧れていた曲で、技巧的な部分に加えて、管弦楽的で多様な響きをもった作品です。約30分もの大規模な作品でありながら、クララの動機に基づいて全体が関連づけられており、クララへの溢れる愛情を感じられます。
ショパンのスケルツォ4番は、全4曲のスケルツォの中で唯一の長調で、洗練された中に多幸感を感じられる作品になっています。
あなたにとって音楽とは何ですか。
私にとって音楽とは、人生を豊かにしてくれるものです。音楽をやっていたからこそ出来た経験、出会えた人や感情に感謝し、それらを糧として、追い求めた音楽へと昇華できた時、何ものにも代え難い喜びを感じます。
演奏会情報
出演者
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齋藤天
Piano
ショパン国際ピアノコンクールinASIA大学生部門アジア大会銀賞。日本クラシック音楽コンクール大学女子の部第5位。
セントレア音楽祭にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と協演。
受講費免除推薦を受けウィーン国立音楽大学マスタークラスを受講。
現在お茶の水女子大学4年在学中。これまでに長谷川かおり、松本和将、小坂圭太の各氏に師事。
曲目
ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
シューマン:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op.14 他
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