【インタビュー】2025年3月9日(日)石丸晃久&岡崎慶喜 デュオリサイタル
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2025年3月9日(日)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで「石丸晃久&岡崎慶喜 デュオリサイタル」を開催いたします。リサイタルに向けて石丸晃久さん、岡崎慶喜さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。
インタビュー
今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。
石丸晃久さん:ピアノソロとトロンボーンとの共演、それぞれの魅力をしっかりと伝えられるように演奏したいと思います。ソロではピアノならではの多彩な表現を、デュオでは二つの楽器が響き合う面白さを大切にしながら、一曲一曲に向き合っていきます。聴いてくださる方に音楽の楽しさが伝わるよう、心を込めて演奏します。
岡崎慶喜さん:いらっしゃったお客さんにトロンボーンの演奏会にまた足を運んでみたいな、と思っていただける方が1人でも増えるような演奏にしたいです。
あと最近抜歯したばかりなので吐血したりしないように頑張りたいです。
演奏する曲の聴き所などを教えてください。
石丸晃久さん:ピアノソロでは、ショパンのワルツの躍動感やバラードのドラマチックな展開、ラヴェルの繊細で移ろう響きの美しさが際立ちます。それぞれの音の表情を感じながら楽しんでいただけたらと思います。
トロンボーンとの共演では、響きの広がりやピアノとの掛け合いが魅力です。温かみのある低音から力強く輝く高音まで、多彩な表現の変化を味わっていただけたら嬉しいです。
岡崎慶喜さん:トロンボーンの曲を知っている人はほとんどいないと思いますので、親しみやすく且つメジャーな曲を選んでいます。
共通して伸びやかなフレーズとサウンドが印象的です。かつ金管の刺激的なサウンドが散りばめられていて楽しく聴いていただけると思います。
後半のシューレクとヒンデミットはピアノが(えぐく難しくて…)かっこいいです。
あなたにとって音楽とは何ですか。
石丸晃久さん:私にとって音楽は、人と心を通わせ、思いを分かち合うものです。ピアノを通じて、言葉では伝えきれない気持ちや光景を届けられることが何よりの喜びです。今回のデュオコンサートでも、音楽を通じて共演者やお客様とのつながりを感じられることを楽しみにしています。
岡崎慶喜さん:1つは過去未来、そしていまの人との繋がりです。
そしてもう1つは第2の想像的・感情的な言語です。言葉では表現できないのでぜひ会場に来て感じて下さい。ぜひ。
演奏会情報
出演者
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石丸晃久
Piano
桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。第43回ピティナ・ピアノコンぺティションG級銅賞。第71回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会入選。学内にてピアノ専攻卒業演奏会、室内楽演奏会などに出演。また、ピアノコンチェルト・コンペティション第3位。福井美沙、武田美和子、中井恒仁の各氏に師事。
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岡崎慶喜
Trombone
愛知県立明和高校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。現在同大学研究生3年に在籍。第25回長江杯国際音楽コンクール管楽器大学の部第1位。第32回日本クラシック音楽コンクール大学トロンボーン部門最高位。トロンボーンを香川慎二、藤澤伸行、神谷敏、桒田晃氏の各氏に師事。ピアノを垣内敦氏に師事。
曲目
フェルディナンド・ダヴィッド:トロンボーン小協奏曲
モーリス・ラヴェル:クープランの墓より プレリュード、リゴドン、トッカータ
スティエパン・シューレク:ソナタ「ヴォックス・ガブリエリ」
フレデリック・ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23
フレデリック・ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
パウル・ヒンデミット:トロンボーンソナタ
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