松尾唯加さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

松尾唯加さん(ヴァイオリン部門中学1年生の部第1位)第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール入賞者インタビュー

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松尾唯加 ヴァイオリン部門中学1年生の部 第1位

H.ヴィエニャフスキ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 嬰へ短調 Op.14 第1楽章

Q.ご入賞された今のお気持ち・感想を聞かせてください。

――前回このコンクールを受けたときは3位と、とても悔しい結果だったので今回は1位をとれるように頑張りました。全国大会はみんなとても上手でよい結果を出せるか不安でしたが、周りの影響を受けずに自分らしく演奏することを意識しました。また、自分の演奏に集中して全力で楽しく弾くことができ、それが1位という結果につながったので嬉しいです。

Q.音楽を始めたきっかけ、当コンクールに参加したきっかけを聞かせてください。

――兄が習っているピアノ教室について行ったときに、そちらのピアノの先生が小さい子でも持てるとヴァイオリンを持たせて下さったことがきっかけで兄と一緒にヴァイオリンを始めました。このコンクールは審査員の先生が多いため、多くの講評を頂くことができることやコンクールのレベルが高く、いろいろな刺激を受けることができることなどに興味を持ち、参加しました。

Q.演奏するときに気をつけていることを教えてください。

――演奏するときは、審査員の先生方や観客の皆様に自分の音楽を聴いていただくことに感謝の気持ちを込めて弾くことや、ホール全体に響かせてその響きを自分で楽しむことを考えています。私はずっと、音量が小さく響きがこもってしまうことが課題だったので、緊張しても力まずに自分の音楽を届けることや弾けることを楽しむようにしました。