【インタビュー】2025年6月7日(土)大庭利枝&大庭愛ピアノデュオリサイタル

【インタビュー】2025年6月7日(土)大庭利枝&大庭愛ピアノデュオリサイタル

2025年6月7日(土)に東京・日暮里サニーホールコンサートサロンで「大庭利枝&大庭愛ピアノデュオリサイタル」を開催いたします。リサイタルに向けて大庭利枝さん、大庭愛さんにインタビューいたしましたので、ご覧ください。

インタビュー

今回のリサイタルに向けての抱負を教えてください。

大庭利枝さん:今回デュオリサイタルを開催させていただけること、とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。今回のリサイタルでは、フランス、ポーランド、アメリカなど様々な国の作曲家たちが残した作品を取り上げました。それぞれの輝く個性や魅力を皆様に感じていただけるよう、精一杯演奏いたします。

大庭愛さん:姉と2人でリサイタルをする機会というのはなかなかないので、今回開催させていただける事となり、とても幸せに感じています。どなたでも楽しんでいただけるプログラムにしたいという事で、何度も話し合いを重ねて選曲しました。ご来場くださる皆様にとって楽しい時間となるよう、心を込めて演奏いたします。

演奏する曲の聴き所などを教えてください。

大庭利枝さん:プログラムの最後にあります、モシュコフスキーの「異国より」は、普段あまり演奏される機会がなく、初めて耳にする方も多いのではないかと思います。この曲は6曲構成となっていて、それぞれに国の名前が付いているのが特徴です。各国特有の雰囲気や伝統音楽のリズム、曲調などが感じられる、とっても華やかで楽しい曲となっています。ぜひ、お気に入りの1曲を見つけてみてください♪

大庭愛さん:私たちは姉妹ですので、好きなものや思考が似るということはよくありますが、ソロで演奏する曲は一度も被ったことがありません。今回のプログラムでも、姉はフランスの作曲家ドビュッシーを、私はドイツ、ポーランドの出身であるバッハ、ショパンの作品を取り上げています。時代も曲の雰囲気も全く異なるそれぞれのソロ、ぜひ皆様に楽しんでいただけたら幸いです。

あなたにとって音楽とは何ですか。

大庭利枝さん:私にとって音楽は、言葉以上に人々と心を通わせられるものだと思っています。
音には、色や感情、情景、思い、など、さまざまなものを届けられる力があるのではないでしょうか。今回の演奏会でもご来場いただける皆様にそれぞれの曲の素晴らしさを届けられますよう精一杯演奏したいと思います。

大庭愛さん:私にとって音楽とは、いつでも心に寄り添ってくれる大切な存在です。歳を重ねていくにつれて、挫折や失敗、辛い経験をする事も増えていきますが、そんな時にいつも前を向かせてくれるのは音楽でした。若輩者ではありますが、いつか私も、ピアノを通して誰かの心に寄り添えるようなピアニストになりたいと思っています。

演奏会情報

2025年6月7日(土)大庭利枝&大庭愛ピアノデュオリサイタル
会場:東京・日暮里サニーホールコンサートサロン
時間:19:00開演(18:30開場)
料金: 全席自由 2,500円

出演者

大庭利枝
Rie OHBA, Piano

東京音楽大学卒業。在学中、オーディション合格者による学内演奏会、成績優秀者による卒業演奏会に出演。第24回ペトロフピアノコンクール審査員特別賞、第24回大阪国際音楽コンクール連弾部門第3位等受賞。声楽や合唱の伴奏、学校での鑑賞教室など演奏活動も積極的に行っている。おおばピアノ教室主宰。

大庭愛
Megumi OHBA, Piano

神奈川県出身。東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。第1回東京国際ピアノコンクール中学生部門第1位、第47回全国町田ピアノコンクールF部門第1位及び市議会議長賞、審査員特別賞等受賞。2022年度東京音楽大学ピアノ演奏会~ピアノ演奏家コース成績優秀者による~に出演。現在、迫昭嘉、御邊典一の各氏に師事。

曲目

バーンスタイン:キャンディード序曲
ドビュッシー:小組曲
ドビュッシー:版画
J.S.バッハ=ペトリ:「羊は安らかに草を食み」 BWV208
ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」 変イ長調 作品53
モシュコフスキー:異国より 作品23