ヴァイオリン
Rudolf Koelman
ルドルフ・ケールマン
アムステルダム音楽院で学び、1978年から1981年にJascha Heifelz最後の弟子として、ロサンジェルス南カリファルニア大学で学ぶ。その後1999年までロイヤルコンセルヘボーオーケストラ(オランダ)コンサートマスターを務める。コンサートツアーを行うと同時に数多くのCD録音を行う。チューリッヒ音楽大学教授であると同時に、シドニー音楽院初め多くの客員教授として各国から招聘されている。
Andreas Janke
アンドレアス・ヤンケ
Andreas Jankeは、Tonhalle-Orchesters Zürichのコンサートマスターを務める。ミュンヘンで生まれ、モーツァルテウム ザルツブルク大学ではソロをProf. Igor Ozim.に師事、室内楽を Hagen-Quartett に師事。様々な国際コンクールKönigin Elisabeth Wettbewerb in Brüssel 、 Wettbewerb"Prager Frühling“ で優勝し、全ヨーロッパおよび日本で公演を行う。London Symphony Orchestra、Royal Philharmonic Orchestra, Tonhalle-Orchester Zürich 、die Academy of St.Martin in the Fields.と共演。様々な音楽祭にゲストとして迎えられる。ソニーとも契約を結び、定期的にCDもリリースしている。2013年からチューリッヒ芸術大学で教授を務める。
Carmina Quartet
カルミナ四重奏団
スザンネ・フランク Susanne Frank(ヴァイオリン)マティアス・エンデレ Matthias Enderle(ヴァイオリン)
ヴェンディ・エンデレ Wendy Enderle(ヴィオラ)
研ぎ澄まされた表現力、驚くべき完成度、そして比類なき音楽性を兼ね備えた弦楽四重奏団。1984年にスイスで結成。「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクールで大成功をおさめ(1位なしの2位)、国際的メディアで報じられたことで、その名を世界中に轟かせることとなった。「将来は約束された」(ファイナンシャル・タイムス)と評され、今まさに世界をリードする弦楽四重奏団である。シャーンドル・ヴェーグ、アマデウス弦楽四重奏団、ラサール弦楽四重奏団等に師事。ニコラウス・アーノンクールとの出会いは、彼らにオーセンティックな(古楽)奏法への強い創造的関心を引き起こした。内田光子、エリザベス・レオンスカヤ、エマニュエル・パユ、トルルス・モルク、ヴォルフガング・マイヤー、ザビーネ・マイヤー、アントニオ・メネセス、ヴェロニカ・ハーゲン、オラフ・ベーア、ヴォルフガング・ホルツマイアー 等と共演するなど、その活動の幅を広げている。批評家から高い評価を受けたDENONのシリーズでは英グラモフォン賞、仏ディアパゾン・ドール、仏ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジーク誌のChoc(最高評価)、ドイツ批評家賞など数々の賞を獲得し、グラミー賞にもノミネートされた。田部京子と共演したCD「シューベルト:ピアノ五重奏曲『ます』、シューマン:ピアノ五重奏曲」が音楽之友社主催、2008年度レコードアカデミー賞の室内楽部門賞を受賞。現在、スイス ヴィンタートゥーアのチューリッヒ音楽大学を拠点として、自らの豊かな経験と優れた芸術性を次の世代へ伝えている。