ウィーン国立音楽大学マスタークラス担当教授紹介

ヴァイオリン/室内楽

Alexander ARENKOW
アレキサンダー・アレンコフ

モスクワ音楽院にてデイビッド・オイストラフのもと学ぶ。学位を授与された後も4年間、D.オイストラフものとで学び博士号修得。カルテットをR.ドゥビンスキーに師事。ポーランド・ウィエニアフスキーコンクール受賞。グリンカ弦楽四重奏曲を創立、リエージュ(ベルギー)国際コンクールで優勝する。名高いカルテットの第一バイオリン奏者を務める。ヨーロッパ諸国で数多くのコンサート開催。1981年、ウィーンに移住。ウィーン国立音楽大学のバイオリン教授として招かれる。オーストリア、スウェーデン、日本、韓国、ルーマニア、ロシアで多くのマスタークラス指導。Arenkowは、イタリアでのロドルフォLipizerバイオリン・コンクール、スペインでのパブロ・サラサーテ競争その他の陪審に勤めようと誘われました。

Edward Zienkowski
エドワード・ツィエンコフスキー

ポーランドのルブリンに生まれ、ポーランドとドイツで学んだ。多数の国際コンクールで受賞。 1981年以降ソロとしてヨーロッパ、アメリカ、日本で演奏活動を行い、有名なヴァイオリンコンサートでの演奏を収録した。彼のレパートリーは、バッハから現代の作曲家の作品まで幅広い。1979年から82年までベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーであり、1982年から92年はWDR Kolnのコンサートマスターを務めた。1985年以降はバイロイト音楽祭にてオーケストラのコンサートマスターを務め、1992年からウィーン国立音楽大学で教授、そしてバイオリンコンサートクラス主任となる。

ヴァイオリン

Roswitha RANDACHER
ローズヴィータ・ランダッハー

ウィーン、モスクワ、パリにてバイオリンを学ぶ。ヘンリック・シェリング、ネーサン・ミルスタインのマスターコース修了。カール・フレッシュ(ロンドン)、ニコロ・パガニーニ(ジェノヴァ)国際コンクールで受賞。オーケストラや室内楽団のソリストとして共演。ウィーン国立音楽大学教授。1992年以降、マスタークラス教授を務める。オーケストラのソリストとしてヨーロッパ諸国、米国、アジア諸国で活躍している。

Jan POSPICHAL
ヤン・ポスピヒャル

ウィーン交響楽団首席コンサートマスター。またウィーン国立音楽大学教授。プラハにてバイオリンを学び、チューリッヒにてネーサン・ミルスタインのマスタークラス受講。数々の国際コンクールで優勝。数々のオーケストラや海外コンサートでソロ演奏を行う。室内楽コンサートをヨーロッパ諸国、米国、アジアで行い、CDレコーディングも行う。

Magdalena Rezler
マグダレーナ・レツラー

ポーランドのルブリンに生まれ、ポーランドとドイツで学んだ。多数の国際コンクールで受賞。1981年以降ソロとしてヨーロッパ、アメリカ、日本で演奏活動を行い、有名なヴァイオリンコンサートでの演奏を収録した。彼のレパートリーは、バッハから現代の作曲家の作品まで幅広い。1979年から82年までベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーであり、1982年から92年はWDR Kolnのコンサートマスターを務めた。1985年以降はバイロイト音楽祭にてオーケストラのコンサートマスターを務め、1992年からウィーン国立音楽大学で教授、そしてバイオリンコンサートクラス主任となる。

KARIN ADAM

Born in Vienna, the daughter of a concert pianist, the Austrian violinist Karin Adam studied at the Vienna Music Academy with Franz Samohyl. After winning several competitions for young players she was awarded the "Mozart Interpretation Prize" by the Wiener Mozartgemeinde. After taking the First Prize in the "International Joseph Joachim Competition" in 1981 she has established as one of the leading violinists of her generation and has given concerts in all important music centres.She gives recitals and performs with orchestra at renowned music halls and festivals, such as Carinthischer Sommer, BBC Proms London with conductors such as Vladinir Fedosejev, Mariss Jansons, Walter Weller. Since 2008 she and her sister Doris Adam have established a concert series in Austria including recitals and chamber music performances with international musicians.

ヴィオラ/室内楽

Wolfgang Klos
ヴォルフガング・クロース

1953年ウィーン(オーストリア)生まれ。1977年、最優秀の成績でウィーン国立音楽大学を卒業。1971年、Theresianischeアカデミー高校在学時レベルAに合格、ウィーン国立音楽大学にて学び、また法律も同時に学んだ。師事していたエルンスト・クシェネクとマックス・ロスタールとの出会いは彼の芸術性的な発展に非常に大きな影響を与えた。多数のコンクールでソリストとして受賞、また室内楽奏者、オーケストラ団員として文化面、また教育面でも活躍した。1975~77年ウィーン交響楽団員、1977~81年チューリッヒ・トーンハーレ交響楽団ビオラ・ソリスト、1981~89年ウィーン交響楽団ヴィオラ・ソリスト。1977~89年フォアアールベルグ州立音楽大学教授。1984~89年、ウィーン国立音楽大学ヴィオラ非常勤講師、1989年同大学教授となる。しかしながら芸術活動の中心は室内楽に置いている。1981年以降ウィーン・ストリング・トリオのメンバーとなり数々の賞を獲得。演奏家として国際的に活躍し、多数コンサートだけでなく、テレビ番組への出演やレコーディングを行った。ソリストとしてヨーロッパ、海外、極東でウィーンスタイル音楽の代表として名声を高めた。また国際コンクールの審査員、マスタークラス指導員、講演、専門ジャーナルの著者としても活躍する。1972~77年生徒代表、1978~81年オーケストラ顧問委員会メンバー、1991~2002年弦部門代表、2002年以降ウィーン国立音楽大学弦楽器主任。2003年、オーストリア共和国より名誉勲章受賞。

Siegfried Fuhrlinger
ジークフリード・フューリンガー

S. Fuhrlinger wurde 1938 in Oberosterreich geboren und studierte Violine an der Wiener Musikakademie bei Franz Samohyl. 1965 wechselte er zur Viola und wurde 1967 durch Wolfgang Sawallisch als Solobratschist bei den Wiener Symphonikern engagiert. Zur gleichen Zeit Eintritt in den Concentus Musicus unter Nikolaus Harnoncourt und 1980 Grundung des Wiener Streichsextetts. Mit diesem Ensemble Konzertreisen durch Europa, Japan, die USA, Kanada und China und zahlreiche Einspielungen u. a. bei EMI. Konzerte bei den Salzburger Festspielen, den Wiener Festwochen und anderen namhaften Festivals. Seit 1971 ist S. Fuhrlinger Professor an der Universitat fur Musik und darstellende Kunst Wien und gibt Meisterkurse u. a. in San Francisco,Tokio, Amsterdam und Berlin.

チェロ/室内楽

Josef LUITZ
ヨーゼフ・ルイッツ

ウィーン生まれ。チェロをワルサー・クライネック教授(ウィーンフィルハーモニー楽団員)、ニコラウス.H教授のもとウィーン市立音楽院大学にて学び、スペインにてR・アルドゥレスクのもとマスターコース修了。25年以上ウィーン国立音楽大学マスタークラス、アレグロヴィーヴォにて指導。スウェーデンフェスティバルや日本にて受講セミナー開催。ソリスト、室内楽奏者として数々のコンサート、CDレコーディングを行い、ヨーロッパ諸国、ロシア、南米、アジアにてコンサートツアーを行う。1972年以降、ウィーン市立音楽院大学教授。

Wolfgang AICHINGER
ヴォルフガング・アイヒンガー

ウィーンにてリッチャウアー、オルロフ、エルベン、ナバラのもと、ベルリンにてフィンケのもと、ザルツブルグにてアーノンクールのもとで学ぶ。1979年以降ウィーン・シンフォニーのメンバー。ウィーン国立音楽大学教授。アンサンブル「ウィーン室内楽」メンバー。U・ホリガー、ブルーノ・カニーノ、ジャスミンカ・スタンチュール等と共演。ヨーロッパ諸国、米国、インド、日本にてコンサートを行う。国際コンクール審査員。2002年以降、ウィーン国立音楽大学教授。

コントラバス

Josef Niederhammer
ヨーゼフ・ニーダーハマー

1954年9月27日リンツに生まれ。6歳でバイオリンのレッスンを始め、後にチェロのレッスンも始める。そして14歳でコントラバスに転向。高校卒業後、ウィーン芸術高等学校(現、ウィーン芸術大学)に入学しルドウィグ・ストライヒャーに師事する。1979年ARD音楽コンクール(ミュンヘン)入賞。ミュンヘン・フィルハーモニック・オーケストラ、ウィーン国立オペラ、ウィーン・フィルハーモニックオーケストラ奏者を務める。演奏活動以外にも積極的に活動。オーケストラ監督、ARDコンクール(ミュンヘン)等の審査員も務める。ソリストとして世界各地で活躍。カルトゥジアーナ・マウアーバッハ、国際夏期セミナー(セメリング)等のマスタークラスを開講している。また、室内楽奏者としても活動。「ウィーンのヴィルトゥオーゾ」「ウィーン・アンサンブル」メンバーとして国際的に活躍。