ウィーン国立音楽大学マスタークラス担当教授紹介

声楽

Eva BLAHOVA
エヴァ・ブラホヴァ

ブラティスラヴァとウィーンにてリートとオラトリオをショルム教授のもと学ぶ。エリック・ウェルバとダニエル・フェーロのマスタークラス受講。その後コンサート活動に集中。広いレパートリーはバロックから20世紀作品に及ぶ。ヨーロッパフェスティバルの重要ゲストとなり、ヨーロッパ、カナダ、韓国、日本、米国でコンサートを行う。ブラティスラヴァ大学教授。ヨーロッパ、カナダ日本等、多数のマスター・コース教授となる。トルナバ(スロバキア)のミクラーシュ・シュネイデル=トゥルナフスキー国際声楽コンクール会長。マグダレナ・コウゼンは弟子の一人。

Akihiko MORI
森晶彦

1964年、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。その後北西ドイツデトモルト音楽大学進学、卒業する。1970年以降、歌手としてコンサートやオラトリオで活躍。1978年、日本に戻り歌唱教育学としてF.フースラー方法を指導する。日本声楽発声学会顧問。日本発声指導者協会会長。日本声楽アカデミー創立者。日本、ヨーロッパで演奏を行っている。

Julia CONWELL
ユリア・コンウェル

ミシガン大学で学び、音楽学士号と修士号を得る。フィラデルフィア大学とインディアナ大学でカーティス音楽学校で勉強しました。約30年間、ヨーロッパの名高いオペラ座やコンサートホール(ローマ、ベニス、ミラノ、ベローナ(ベローナ円形劇場)、フローレンス、パリ、ニース、エクスプロヴァンス、ミュンヘン、ベルリン、ザルツブルグ、アムステルダム)で演奏。得意とするオペラ役はルル、椿姫、スザンナ等現代作品から古典作品と幅広い。コンサート・レパートリーは、バーグの歌曲からヘンデルのメシアが挙げられる。イェフディ・メニューヒン卿、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ジュゼッペ・シノーポリ、ネッロ・サンティ、ゲルト・アルブレヒト、レナード・スラトキン、デニス・ラッセル-デーヴィス等著名な音楽家とも共演する。彼女は、モーツァルト歌劇「偽の女庭師」サンドリーナ役、グルック歌劇「オルフェオとエウディリーチェ」エウディリーチェ役でレコーディングを行う。現在、ウィーン音楽院大学声楽教授。

Sona GHAZARIAN
ソーナ・ガツァリアン

ベイルート大学で心理学科卒業。最優秀の成績で声楽コースを修了する。国際的に名高いオペラハウス(ロンドン・コベントガーデン、パリ国立オペラハウス、ウィーン国立歌劇場、ミラノスカラ座、ニューヨーク・メトリポリタン歌劇場、カーネギーホール、ブエノスアイレス、日本、その他)で70以上のオペラに出演。カルロス・クライバー、コリン・デービス卿、H. B.カラヤン、ゲオルグ・ショルティ卿とリッカルド・ムーティ等著名な指揮者を共演、38年間世界的なキャリアを積む。国際マスタークラスで指導、声楽の技術とオペラ解釈、リート、オラトリオに焦点をあてる。たぐいまれな功績で多数の賞を受賞。名誉歌手、芸術と科学の第一級金メダル受賞者としてオーストリア共和国から栄誉を与えられた。

Wally SALIO
ヴァリー・サリオ

2004年、イタリア大統領による「Benemerenza della Musica Lirica」にて受賞。カント・リリコ卒業。カント・リリコのコンクールで受賞。シャイー、デ・ファブリティース、マーク、サンツォーニョ等、著名な指揮者と共演。オペラ歌手としてキャリアを積み、国際的に有名な劇場で数々の主役を務める。(アイーダ、トロバトーレ、仮面舞踏会、リゴレット、ナブッコ、トスカ、修道女アンジェリカ、外套、ウェルテル、その他)演奏キャリアは室内楽のレパートリーでも卓越している。その後は教育に専念。カンテッリ音楽大学教員となる。オペラ、合唱詠唱の教員として芸術ディレクターを務め、レコーディングやRAIテレビに出演。彼女は、重要な音楽組織のためにパリ、リオン、ウィーン、ミラノ、その他マスタークラスを定期的に受け持ち指導している。

Claudia Visca
クラウディア・ヴィスカ

カーティス音楽学校(フィラデルフィア)卒業。フルブライト奨学金を受け、ウィーンにて学ぶ。26年の間で25以上のヨーロッパのオペラ座(アムステルダム、ベルリン、ケルン、ジュネーブ、ミュンヘン、ザルツブルグ、チューリッヒ等を含む)に招かれ、75以上のオペラ・オペレッタ・ミュージカルに出演。2000本のパフォーマンスを行った。また、ルドルフ・ゼルキン、ヨーヨーマ、グアルネリカルテットメンバーのユージン・オーマンディ、I・ケルテス、シャーンドル・ヴェーグ、ブルーノ・カニーノ、サルバトーレ・アッカルド、ローマString Quartet、ジャン・ポール・ランパル、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴといった有名音楽家とも共演している。国際マスタークラスを受け持ち、声楽と音楽解釈を指導している。最も評価の高かった作品はウエストサイド物語で作曲者であるレナード・バーンスタイン自身の指揮による「マリア」で絶賛される。

Ralf DORING
ラルフ・ドューリング

ライプツィッヒ音楽大学卒業。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、米国にてコンサート、オペラに出演。ウィーン国立音楽大学教授。オーストリア、ドイツ、ベルギー、ノルウェー、ポーランド、ハンガリー、スウェーデン、日本、韓国、トルコ、台湾、マレーシア、香港、中国、アルバニア、ポルトガル、エストニア、フィンランドでマスタークラスを行う。弟子達は国際的な声楽コンクールで優勝。(2005年11月で73の賞を獲得)また多くのオペラハウスやコンサートホールで演奏。日本、オーストリア、ベルギー(エリザベス女王杯)、スロバキア共和国(ルチア・ポップコンクール)等の国際声楽コンクール審査員。

Margit KLAUSHOFER
マルギット・クラウスホーファー

ライプツィッヒ音楽大学卒業。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリア、米国にてコンサート、オペラに出演。ウィーン国立音楽大学教授。オーストリア、ドイツ、ベルギー、ノルウェー、ポーランド、ハンガリー、スウェーデン、日本、韓国、トルコ、台湾、マレーシア、香港、中国、アルバニア、ポルトガル、エストニア、フィンランドでマスタークラスを行う。弟子達は国際的な声楽コンクールで優勝。(2005年11月で73の賞を獲得)また多くのオペラハウスやコンサートホールで演奏。日本、オーストリア、ベルギー(エリザベス女王杯)、スロバキア共和国(ルチア・ポップコンクール)等の国際声楽コンクール審査員。

Franz LUKASOVSKY
フランツ・ルカソフスキー

ウィーン生まれ。6才から音楽教育を受け、ウィーン少年合唱団のメンバーとなる。で彼の音楽の教育を始めて、「ウィーナーSangerknaben」のメンバーでした。音楽教育、独唱、リート、オラトリオ、ドイツ文学、オーストリア史を学んだ。1967年、演奏家と教育者として活躍。1967~84年、グラーツ大学声楽教授。1984年以降、ウィーン音楽大学教授。ゲスト出演に加え、ヨーロッパと日本でオペラとオペレッタを契約。多数のコンサートに参加、ヨーロッパでリートリサイタルを開催。

Ingeborg WAMSER
インゲボルグ・ヴァムサー

ウィーン音楽大学で学び、ラヨシュ・サモシの個人レッスンを受ける。18才でオペレッタ歌手としてデビュー。ウィーン歌曲、オペレッタでラジオレコーディング。オラトリオ歌手として、ウィーンの教会で歌った。現在は歌唱教育を中心にラヨシュ・サモシの指導法を導入。フランス、ロシア、アルゼンチン、オーストリアで定期的にマスター・コースを受け持つ。

OSKAR HILLEBRANDT
オスカー・ヒルブラント

ヨゼフ・メッテルニヒ教授に学ぶ。いままでにハンスマンサックス、ヴォータン、アルベリヒ、Telramund、アムフォルタス、クリングゾル、オランダ人、Kurwenal、タングステン、スカルピア、イアーゴー、シモン、ドンカルロス、マクベス、トニオ等を歌う。共演した指揮者はヴォルフガングサヴァリッシュ、クリスティアンティーレマン、クリストフフォンドホナーニ、クラウディオアバド、ジュゼッペシノーポリ、ダニエルバレンボイム等と共演。出演した歌劇場はフランツウェルザーメスト劇場:ウィーン国立歌劇場、スカラ座、ベルリン国立歌劇場、ミュンヘン国立歌劇場、ボリショイモスクワ、コロンブエノスアイレス、コベントロンドンの庭、パリバスティーユ、グランTeatreデリセウバルセロナ、新国立劇場、カーネギーホール、ニューヨークフェスティバル:バイロイト(Telramund)、シアトル(アルベリヒ)、グラインドボーン(Mandryka)、ブレゲンツ(オランダ)等に出演した。演奏会では下記の曲を得意としている。マーラー、ベートーヴェン等でコンサート、グルック、ハイドン、バッハ、ブラームス、ドイツではメンデルスゾーン、1988年以来、モーツァルト、ブルックナー、ロッシーニ、ストラヴィンスキーなど。